着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

日本という国に生まれて良かったー

f:id:tsukachan330:20170218192524j:image

 

1年に一度は必ず。

少なくとも年越し蕎麦はコレなのですよ。

そう、

 

「にしん蕎麦」

 

現在8〜10年連続年越し蕎麦採用中の

辻麺業株式会社の冷凍麺。

 


こちらはウチの会社からほど近くにありまして

冷凍とはいえなかなかのクオリティの高い麺類を製造している

メーカーさんなのです。

 

で、本日のネタは『にしん蕎麦』な訳なのですが

なんか最近私のまわりで流行っているそうなんですよ。

これをテーマにブログに書くのを。

 

そんないろんな地域の方の投稿を見ながら思ったのですが

私はお蕎麦の種類で全国的にもポピュラーな一つが「にしん蕎麦」と

思っていたのですがそうでもないらしい。

という事であれこれと調べてみようとするとまあ興味深いのが出るわ出るわ。

 

 

にしん蕎麦といえば、北海道と京都が中心のようです。

 

北海道はかつて、にしんの大漁獲産地として栄えていましたから

(100年前は現在の20〜30倍)なんとなくわかるのですが

京都はなんで?と思ったら、

老舗だと思っていたあのお店が発祥がだったとは。

 

京都祇園南座のすぐ隣、「松葉」

 


でもやはり北海道と関西では出汁が違うのと

にしんの甘露煮も京都のものは甘くはなくほんのり程度と

味もだいぶ違うようですね。

一度食べて見たいわー北海道の。

 

しかし蕎麦の具材などの種類一つ取っても日本全国その地域によって

いろんなものがあるようで、

 


なんだよ香川県のうどんって(笑)。

 

 

 

また、

蕎麦 - Wikipedia

 

蕎麦のつなぎなどによっての割合の呼称や特徴を知ったり、

 

wikipediaより

 

蕎麦屋で利用される単位による分類


十割蕎麦(生粉打ちそば)
湯を加えて蕎麦粉のデンプンの糊化を促進し、生地のまとまりをよくする。別途蕎麦粉を糊化させたものをつなぎとして使用する場合もある。その他、微細製粉により手打ち十割蕎麦をつくる方法、押し出し麺により製造する方法、粗挽き蕎麦粉の水練りにより製造する熟練の手打ち製法等がある。十割蕎麦は小麦粉を「つなぎ」に使ったいわゆる二八蕎麦よりも切れやすく、江戸時代には今のように茹でる蕎麦ではなく、蒸籠に乗せて蒸し、そのまま客に供する形の蕎麦が主流だった。現在もメニューに名を連ねている「せいろそば」はその名残である。

二八蕎麦(内二八蕎麦)
蕎麦粉8:小麦粉2で打った蕎麦。名称の由来は粉の割合であるという説、または江戸時代後期に値段が16文であったことから九九の二×八からきたという説がある。名称の起源としてどちらが正しいという決め手はない。

外二八蕎麦
蕎麦粉10:小麦粉2で打った蕎麦の総称。
逆二八蕎麦

立ち食い蕎麦屋、乾めん等を指す。実際に蕎麦粉2:小麦粉8かどうかとは関係なく、自虐的な文脈で使われることがある。

 

十割(じゅうわり)蕎麦ってそういう意味で難しいのね。

 

さらに、

世界的に見てそば粉を使った料理で麺状にして食べる国は

実はそんな多くないことを知ったり、

 


「まず、日本の様に麺に加工して食べる国は中国や朝鮮およびブータンくらいしかありません」

 

などと、キリがないのでやめておきますが

ブログのお題などテーマがなければ調べなかったであろう事が

このほかにもボロボロありまして。

そういう事を知れてよかったなと思います。

 

どうしてもブログやSNSの発信というのは自分の好きな事や

仕事上のことなど興味や知識があることばかり書いてしまいがち

ですのでたまにはこのようなものも面白いですね。

 

蕎麦一つとっても文化や地域によっての多様性や

日本という国の奥深さを感じる事が出来るのはとても幸せに思います。

 

てな事を書いていたら深夜にお蕎麦を食べたくなり

困ったオオツカなのでした。

 

とりとめもなく

 

 

 

Facebookやっています

https://www.facebook.com/naoto.otsuka.98

 

instagramでは大塚呉服店を中心に写真を毎日アップ

https://instagram.com/otsukanaoto/

 

グルメ特化系もあり〼

https://www.instagram.com/naoto_otsuka/

 

Twitterでもたまにつぶやいておりますので是非!

https://twitter.com/otsukanaoto