「ぼうやだからさ」
↑ 注：水です。
こんにちわオオツカです。
着物屋の２代目をやっているものなのです。
（今回はギャグパートになります。念の為）
自他ともに認める両親や周辺に愛されまくって育った「あまちゃん野郎」の
私なのですが、そういう影響があってかメリットだけでなく
様々な弊害が見えてきます。大人になればなるほど。
一つは、「人見知り」という件。結構ハンパない。
人見知りなんですよって表明するとたまに言われる事があるんですが、
”えー。そんな事ないでしょうー。
ちゃんとコミュニケーション取ってますよー” と言って頂く場合と、
”お調子乗りにもほどがある。酒飲むと分け分かんなくなる”というご意見。
先日もそんなご意見大量に頂戴致しました。
あえて言おう。
「なんか恥ずかしいんだよ」
歳をとればとるほど感じる、そんな「ぼうや感」。
たとえば ”人見知り”
たとえば ”猫舌”
たとえば ”辛いもの食べられない”
たとえば ”引きこもり感”
あと、”完全に勘違いのカッコつけ風”など。
人から見るとそんな風。
自分はそんな事を感じないままもういいオッサンですよ。
で最近こんなことがありまして、
辛いものが一切喰えないのに結構トップレベルに辛いものを食べにいく。
そんなお話。
”食べれないなら食べれるようにすればいいじゃない”
そんなマリーアントワネット的な考えで短期集中特訓を行ないました。
まず最初に申し上げておきますと、辛いものでよく食べるものの代表が
「カレー」
私一人暮らし経験が長いので外食に行く機会が多くて良くカレーチェーンの最大手「CoCo壱番屋」などに行っていたんですが（深夜開いているお店が少なかった）、
注文時に聞かれますよね。あのセリフ。
「ゴハンの量と辛さはどうしましょうか？」って。
あー、えーっと普通で。
ってお願いすると「辛さ ０（ゼロ）、ライス300g」で出てきます。
一時期は「甘口」でお願いしてましたからね。店員さんも苦笑い。
ハヤシライスでも頼んどけよー的なそんなスマイル。
そんなわたくしが上に書いていますように「死ぬ」辛さのものを食べにいく訳
ですので準備をしなきゃって練習に行ったのがココイチ。
意を決して ”10辛（一応お店の辛さMAX)ください” というと、
「お客さま当店の５回辛以上はお召し上がりになった事はありますか？」と
聞かれてつい、ないですと。
「あー。では5辛までしかご注文頂けません」とそっけないご返事。
なんだよーと思いながら注文した5辛のパリパリチキンカレーは
破壊力抜群でその後仕事をする気無くさせるには十分でした。
その後5辛を数度練習してGHEEという名店に挑む訳ですが、
結果、”自分は辛いものが食べられる人間じゃない”と思っていたのが
食べられたんですね。
しばらくして食べたココイチ【６辛ロースカツカレー】。
何気に最後まで美味しく頂けまして、アレ？辛いのが食べられる人間に
なったの？と思うようになったのが先週のお話。
で、昨日の写真撮影で某超有名デザイナーのセキユウスケ氏が
「そんな事言うから昨日7辛のカレーを食べてきましたよー」とか言うもんだから
さあ大変。
行ったりましょう！超えてやる！（←この辺がぼうや全開）
率直な感想は、
あー痛いなー。
でもですね。アレ？
おいしい！
カレーって、
スパイシーな辛さが美味しさの秘密だったんだ！！
自分は『辛い食べ物』とは一生無縁の人間と勝手に決めて40年生きてきましたが、
いやいや、”人生の中で辛い食べ物を食べて汗をかく”選択肢ってのが
出来ましたよ！今月から！
あ、そう考えるとなんか楽しくなってきましたよ！
外食の際の選択肢や自分が作って自分が食べる料理もだいぶ幅が広がるなこりゃ。
それに関わらず「食わず嫌い」と自分は思っている事でも実際に意識してやってみると
”無理”って最初から思っていても結構いける事っていろいろあるんじゃないの？
もったいない事結構ありそう。なんかいろいろ。
とか思ってしまうそんな土曜の日中でした。
まだまだ人生楽しめそうですよコレは。
えーと。
ちなみにですね、渋谷区神宮前のGHEE（ギー）のカレーは、
ココイチ8辛というレベルではないので、ハーフ&ハーフではなく、
フルサイズで挑戦しようという方はお覚悟を。
あ、お水は途中で飲まないでね！
ふー。ごちそうさまでした。
それでは良い週末を！
本日も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
