瀬戸内に吹く風は
いやー、およそ10年くらいぶりに宮島に来ています。
ホント久しぶり。
前日までは雨が断続的に降っていて晴れ間が見えにくいそんな天気だったそうですが、
この日は雨男のオオツカには珍しく快晴で厳島神社の大鳥居と瀬戸内の穏やかな海が
とても綺麗に映えている日でした。
（だれか強力な「晴れ」の人がいたんだろうな）
残念ながら旅行ではなく勉強会の為に来ているわけですが、
その「場」から「流れ」から「雰囲気」から本当に充実した一泊二日の
広島の旅となりました。
で、
その内容については後ほど触れるとして
急激に話は変わるのですがある映画をご紹介します。
私の印象に残っているそんな作品。
「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL 」という作品です。
ご覧の通りアニメです。
お時間ありましたら予告編動画を先にご覧下さい。（約２分）
この作品は今から約２０年前に作成されました。
これだけ時間が経ていると “時代が古い” “作者の極端な未来への思い込み”
となりがちで胡散臭いものとなりがちなのですが、そんなことはありません。
ネットが急速に成長したり頻繁にビジネスモデルやブーム、トレンドが
コロコロと変わるそんなこの時代に見ても、
「あたらしい発見があり、考えさせられる」
そんな９０分になる作品だと思っています。
後に、このアニメがきっかけとして映画「マトリックス」や各種派生の映画作品
に影響を与え膨大な数のクリエーターに影響を与えた挑戦的な
サイバーパンクの一時代を築いた日本発の偉大な作品とも言えるものですが
ついにといいますか（この間いろいろあったのですが）、
来年初頭から始まる撮影「実写版ハリウッド攻殻機動隊」がすでに決定しています。
スカーレット・ヨハンソン、『攻殻機動隊』撮影時期を明かす「来年初頭から」 - 映画 - ニュース - クランクイン！
そもそも、
この作品は劇場版アニメとなる前に週刊の漫画雑誌の連載としてスタートしましたが
この時期は携帯電話やインターネットをはじめ他者とのコミュニケーションというのは
リアルに出会ってのやりとりやマスメディアから受ける情報発信というのが
当たり前の時代で『自分から発信』というものが、
「は？何言ってんの？」
「調子に乗ってるなーアイツ」
と言われている（私調べ）そんな時代であったと思います。
なぜこの作品を私がオススメするかと言いますと、
未だにそんな事を言っている人たちがこの作品を見てみると
そう思っていた人は黙るんじゃないかと
作品発表当時から数十年経ちますが、
「そんなことありえるはずがないと思っていた人」
「自分には関係ないと思っていた人」
「ネットワークなんてしょーもないと考えていた人」
この作品は荒唐無稽だってバカに出来るでしょうか？
本作品のキーワードは、
「ネット社会の発展」
「人間の体、義体（ぎたい）、サイボーグ」
「人工知能、AI」
「自分が本当になりたい姿」
に集約されているからです。
基本的に現代よりももっとバイオレンスな「公安」のお話ですので、
好き嫌いは非常に多いと思います。
結構会話も難解なものも多いですし、決して娯楽作品ではないです。
でもですね。
「私」がそうではあるのですが、
この作品を見た直後当特に印象がなくて、
今仕事をしていて現在の自分の姿に「違和感」を感じている人や
「何になりたいか成れるか分からない人」や
「限界を感じている人」に
オススメです。
その後どう思われるか、
わー「中二病だなー」と思われるかは分かりませんが。
私はネタバレ否定派なのできっかけだけお話しますが、
本作品の終盤にこんなセリフがあります。
その言葉が今現在とこれからの私にリンクする気がするのです。
童のときは語ることも童のごとく
思うことも童のごとく
論ずることも童のごとくなりしが
人となりては童のことを捨てたり
思うことも童のごとく
論ずることも童のごとくなりしが
人となりては童のことを捨てたり
私は少なくとも今までの経験の上での「常識」や「つながり」が
当然と思った思考や行動や発言が『当たり前の事』として認識していました。
この映画やこの言葉について思い出し
その意味を自分なりに考えてみる機会ができました。
以下リンクは面白い考察や論評をされているブログです。
お時間があれば是非ご覧くださいね。
自分は「童」ではないと自覚する人は
勉強もするし気づきもあるし行動もするわけです。
私もそうありたいなと。
今回私はエクスマというマーケティングを勉強と実践をする為に広島まで来ました。
外から見た本当の私や自分が本当にしていきたい発信などを
あらわにされたと同時に自分が今後どんな考えや行動を行うかのヒントを
得られたような気がします。
フルボッコされようと来た事もありますが。
だがそれがいい。と。
他人に自分の思いを伝える事
自分が他人に知ってもらいたいと行動する事
本当に自分が楽しいと思える事
そんな事を意見をもらい学び、発表し、フィードバックを勉強する。
その上で実行をする。
この後の結果はどうなるかは分かりませんが
やってみようかと思うだけの先生と仲間がいます。
今回の私の発表は、大失敗（大自爆）に終わりましたが
そのおかげで勉強できた事と自分で認識できた事を自覚出来る事が
できました。
そうなのかなーと思っていましたが
どうやら私は、
「結構な目立ちたがりで相当にめんどくさい奴」
なるほど。
自覚しましょう。
じゃあ行動しましょう。
でも、そんな自分は大好き。と。
面白いっすね。
ありがとうございます。
つづく
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