着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

運転は下手ですが好きなのです。頑張って頂きたいなあ。

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みなさまこんにちは。

オオツカです。

 

今日はですね、弊社のお店があります

兵庫県宍粟市(しそうし)に行っておりました。

姫路からの距離、約30km北西に位置しているこの町は

元々私の生まれたところで18歳までと帰郷してからの数年

住んでいた場所です。

 

地域的な事や様々な事情でこの町には電車が通っておらず

電車での最寄りの駅までは10〜12kmある為

姫路や神戸などの町に出る交通手段としては

自家用車かバスが主となっており、一家に複数台の車が必須なのです。

とどめに冬は数回雪が積もりますしね。

 

という事で毎日の足の為にみなさん、

「ガソリン価格」には日々敏感なのですが

 

本日のお値段コチラ、

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見えにくいですが写真中央奥に表記が。 2015年10月18日現在

 

レギュラーガソリン 「117円」

ハイオクガソリン  「127円」

軽油        「 92円」

 

思わず「やっす!」

 

私の住んでいる姫路付近でレギュラーガソリン「122〜124円」ですから

違いは一リットル当たり5円とだいぶ安い感がありますね。

簡単に計算してみると1回50リットル入れるとして、

50L × 5円 =250円

月間2回としても年間24回給油で、

250円 × 24回 = 6000円浮く!という事です。

 

※ただし、同内容のガソリン、給油までの距離・待ち時間などの

コストが同じである事が前提条件です。

 

こんなサイトもあるのですね。

ついでにご紹介。

 

しかもですね、

上記のお店達は「セルフサービス」のお店の価格です。

 つまり「フルサービス」といわれる人がいるガソリンスタンドは

その価格からさらに5円から10円お値段が高くなる事が常です。

 

ちなみに宍粟市からの帰りに見た「フルサービス」の

ガソリンスタンドの価格は、

 

レギュラーガソリン 「129円」

ハイオクガソリン  「140円」

軽油        「102円」

 

でした。

距離にして500m程度離れた同じ幹線道路沿いの立地です。

ついでに他地域の友達にも聞いてみましたが大体同様のようですね。

 

 

ここで話は変わりますが、

このような価格差を見ながら現在のガソリンスタンドの状況が

気になりましたのでちょっと調べてみました。

 

参考記事:産経新聞 sankei biz

参考記事からまとめますとこんな感じ。

 

◯国内の需要は11年前の平成16年をピークに減少傾向にあり、

  平成26年には14%の需要減という結果に

 

◯様々な国際情勢による原油価格の変動や価格競争の激化により、

 ガソリンスタンドの数は6万件から3万4千件にまで減少

 

◯様々なコストが継続には必要でインフラ更新の折に事業を廃業する

 ケースが増えている

 

との事。

 

もちろん思いつくものでそれ以外にも要因はボロボロ出て来ます。

 

エコカーや低燃費車が増えて一人当たりの消費量が減った

・従業員の不足や賃金の上昇、各種税金の圧迫などにより運営が困難

・後継者も跡を継ぐ人が減少により当代で事業を廃業など

 

これを踏まえた上で、

「セルフサービス」と「フルサービス」の違いを確認。

 

◯給油は店員が行ってくれる

◯窓拭き、灰皿などの簡単な清掃を行ってくれる

◯各種簡易な車両検査(タイヤ・オイルなど)、点検整備

 

くらいでしょうか?

(他にもあったような気が……)

 

えーっとですね。

これを踏まえて考えたいのですが、

 

「フルサービス」でなくてもいいんじゃない?

 そんなにサービス変わらないなら安い方で。

 

と考える人が多いから「セルフサービス」が増えているのが現状なのと、

各ガソリンスタンドに個性がなさすぎるのもお客様のリピート率が下がったり

数円、数百円の違いであっちやこっちやと同業者の競争になってしまった

事が原因なのかなと思ったりしています。

 

もちろん取り扱いをしているものが『危険物』である事や、

各ライセンシーで契約(?)しているステーションでの規約や、

無駄な事に人手をさけないなどの事情はあると思いますが

同様に立地や同業者が近隣に多いコンビニエンスストアなどは

様々な工夫をして条件が多少悪くても頑張ってリピートのお客様を

しっかりと作り続けているお店もあるわけです。

 

車を動かすための必要な『コスト』とだけ認識されていると

上記のような安易な価格競争に巻き込まれるわけです。

 

車に乗る事が楽しい。

 

もうすぐあのお店に行けば楽しい事が待っている。

 

家族にも知り合いにもドヤ顔で教えたい。

 

などそういった車に乗るという事自体を

価格以外の「価値」「体験」を提案し、

お客様に伝わるように努力をし続ける事が重要な気がするのです。

 

エクスマの師匠、藤村正宏先生も事例に出されますが

タイヤメーカーのミシュランのお話。

 

以下、先生のブログから引用

子供写真館が売っているものは「思い出」

あなたのタイヤメーカーは、タイヤを売っているのではなく、

「クルマで移動できる素晴らし人生を支援している会社」になるわけです。
そうしたら、タイヤだけが商品ではなくなる。
クルマで旅行する時の支援。
たとえば「レストランガイド」なども商品になるかもしれないってことです。

                                    引用ここまで

なんと創刊から100年越えですってよ。

気になる方はコチラ。

ミシュランガイド - Wikipedia

 

最後に、

もしかすると近い将来電気自動車や水素自動車などで化石燃料が不要となる

その日が来るかもしれません。

でもその時に今の現状を打開するための行動を行っておく事というのは

決して無駄ではない気がします。

 

今日なぜこの話にしたかといいますと、

着物業界と共通点が非常に多いと感じたからです。

 

異業種でも見方によっては悩みどころが同じ場合が多い事もあります。

 

弊社も肝に命じて頑張ってまいりたいと思います。

 

本日も最後までお読み頂きまして誠にありがとうございました。

 

 

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