着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

うどんおいしいよ!! とり天もね!!

 

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みなさまおはようございます。オオツカです。

 

昨日のブログでも書いておりましたように

妹夫婦のうどん店でアルバイトをしておりました。

 

人気とは知っていましたが実際手伝ってみるとちょっとビックリ。

 

オープンから麺切れになる数時間後までひたすら行列で

お待ち頂きながら厨房、洗い場はしっちゃかめっちゃかに

なりながら次々と見事なうどんが作られる様を見ながら

片付けや洗い場中心のお仕事をこなしておりました。

ホールには爽やかさが足りないと(笑)いう事で。

 

こちらのうどんは出来立てを食べてもらいたいという事で、

注文を頂いてから麺を茹ではじめるため提供までに10〜15分ほど

かかる為結構な時間をお客さまにおまち頂く事になります。

厨房にいると『だいぶ待ってるぞ。あのお客さま……』とか心配に

なる位なのですがみなさましっかりとお待ち頂き、クレームなど頂いている

様子はありませんでした。

 

また、洗い場をやっているので分かるのですが食べ残しがほとんどなく

一緒について来る小鉢に至るまで食べて頂いていました。

お子様連れのファミリーのお客さまやカップル、お一人のお客さまなど

様々でしたがみなさんお帰りの際は笑顔でご挨拶頂いていました。

常連のお客さまばかりではなく中には県外からお越しの

お客さまもいらっしゃったようです。

 

正直、このうどん店は立地が良いという訳ではなく価格も周辺のお店に

比べて高めで上記のように注文後提供までだいぶお待たせをします。

特に奇をてらったようなメニューもなく、お客さまの都合というより

自分たちの出来る範囲内で営業をしているスタイルです。

 

飲食業というのは人気店になる為に「その場その場の対応が上手」という事に加え、

「お客さまの期待に応える」または「超える」為に一生懸命になります。

 

お客さまの要望や同業他社との差別化の為に自店の身を削る(営業時間、価格、

商品・サービスの内容、広告など)事が多くなりその結果継続する事が困難

になる業種と思います。

 

しかも一時的に人気になったとしてもそれを維持し続ける為に

無理を続けていると経営者やスタッフの体調や職場環境の悪化、その他

お店やお客さまにに与える影響というのは少なくありません。

 

なので、

『自分たちの身の丈にあったお店づくり』や

『自分たちの損益分岐点(売上だけではなく)を知る事』

が大事なのかもと思っています。

特に個人店舗はね。

 

 限界を超えて無理をして一時的な高い売上を得るのか、

お客さまを楽しませる事を無理なく継続出来てしかも自分たちが

生活するには十分という売上を得ていれば良いのか

それはオーナーの思いと周囲の強力だとは思いますが。

 

これはウチの妹夫婦のお店という訳ではないのですが、

私の周りにいる飲食店経営の方がこういったケースで体を壊されたり

家族とのコミュニケーションがおかしくなったりする方が

多いのでなんとなく今日はこんな記事に。 

 

 なんにせよ効果がよく分からない広告や割引チケットなどに

頼る事無く自店の魅力に共感して頂けるお客さまに伝えられるような

発信やお店づくりが大切な事なのだなと思いました。

 

また機会が合えば手伝いに行きたいと思います。

それまでには爽やかオオツカになるべくまずは髪を切りに

行こうと思っております。

大変良い勉強になりました。ありがとうございました。

 

本日も最後までお読み頂きましてありがとうございます。