着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

着物を着る日とは

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みなさまメリークリスマスでございます。

今日は仕事を早めに切り上げて久しぶりに料理をしました。

やっぱり料理はいい……。癒されるなあ……。

 

本日はクリスマスという事で

恋人などとお出かけやプレゼントなど気合を入れる人や

全く興味がなくむしろ爆発すればいいと思う人、

仕事で全然そんなの関係のない人、

というかむしろ皆んなを楽しませる側の人など

人により様々な思いや過ごし方がある一日であります。

 

クリスマスはキリストの生誕祭(実は3月という説もあり)、

農耕神の収穫祭や太陽神の誕生祭など実際の意味合いは諸説あるようですが

その語源としては「Christ(キリスト)のmass(ミサ)」とされていて

キリスト教圏での過ごし方は主に家族や近親者などと過ごしミサなどに

参加をする日となっています。

 

クリスマス - Wikipedia

 

日本においてのクリスマスは少々意味合いが変わっていて

キリスト教徒でなくとも町をあげて約一ヶ月前ほどから雰囲気作り。

街は夜のイルミネーションが煌びやかになりパートナーがいる方などは

おしゃれをしてお出かけしたり、パーティーなども行われ

様々な物販のお店はセール、ケーキ店はてんてこまい、飲食店はいっぱい。

どちらかというとイベントに近いお祭りのような位置付けです。

 

今では完全に日本の12月の一大イベントとして長年定着しています。

 

そしてこの後では例えば

 

2月 「バレンタインデー」

3月 「ホワイトデー」

5月 「母の日」

6月 「父の日」

10月「ハロウィン」 

 

などが控えておりなんとなく商業色が強めな感じがするイベント。

それぞれの記念日が日本で定着してきたのかを調べてみればわかるのですが 

30〜60年と結構古かったりします。

 

それがいいかどうかという話は置いておいて、

重要なのはそれらのイベントが毎年の定番となるように

関連の業界はイベントや企画を考え実行し、広告やマスコミを使って告知し

なんとなくその日がそのように行動する・したくなるよう

長年実践を繰り返して無意識化に“当たり前のもの”となるよう

行動しているのです。

 

これは1度や2度ではなく毎年毎年手を替え品を替え

ずっと続けるのです。ずーーっと。

 

それに対して着物業界はどうでしょうか?

いわゆる年間の行事としてなど式事や正式な場ではあるでしょうが、

着物をいつきたら一番楽しめるのか。

着物を着る事だけでもやってみたいイベントなどはないのか。

といわれるとなかなかないのが現状です。

(一応、着物の日11/15というものがありますが告知イベント不足で

 あまり機能定着していないのが実際です)

 

たまにある単発のファッションショーや

公共の施設などとのコラボイベントなどがありますが

これも年によってあったりなかったりや

場所が局所すぎたり告知が少なすぎたりで定着化までは至りません。

 

どこかで実際に

『着物を着る』

『着物が着たくなる』

そんなイベントを着物業界(若手のみ)で企画継続をする事が必要な気がする

先ほどクリスマスが終了した夜でした。

 

クリスマスが終わりますと一気に年の瀬・新年に世間の空気感が変わります。

私はそんな日本の多様であり柔軟な国民性が大好きです

 

みなさま体調を崩されたりないようにご自愛ください。

 

終わり

 

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