着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

写真がつたえるモノ

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みなさまこんばんは。

オオツカでございます。

 

本日パソコンを使っていますとストレージ(記憶容量)が

いっぱいいっぱいになってきており動作に支障をきたしているため

余分なデータや容量を食っているものを外付けのハードディスクなどに

引越しの作業をしておりました。

 

そう思ってデータを探してみると出てくるわ出てくるわ。

どんだけ掃除してなかったんだよというほど塩漬けになっているような

ものがどんどん発掘されてくるわけですよ。

スマホのバックアップなどもあるのですが、

そのデータの大半は「写真」です。

 

サイズの大小はありますが、その枚数たるやおよそ数万枚(アホか)。

これらを整理して夜な夜なお引越し作業です。

かなりの量でしたのでそれなりに時間がかかりましたがようやく終了。

 

 

我ながらどんだけ溜め込んでたんだよと反省しながら

いろんな写真データを見ていますと

写真ってスゴイなと改めて思うのですよ。

 

長文の説明や言葉や説明などがなくても

写真一枚で伝わってしまう事ってありますよね。

 

ビジュアルを目で見て、分かってしまう。

被写体の様々な魅力や情報を伝える事ができる。

それが写真というものではないでしょうか?

 

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photo by Takumi Ota  

Takumi Ota Photography

                

 私は大塚呉服店というブランドを立ち上げる以前は

正直、写真のもっている力など理解しようとは思いもしませんでしたし、

それに予算をかけるなどとんでもないものだという考えを持っていたくらいです。

 

 上記の写真はちょこちょこ当ブログでも登場します

大塚呉服店京都の店内外写真になります。

これはプロのカメラマンが撮影を行い、その一部始終を私も立ち会いをしました。

 

実は、京都店が出来上がる工事前にも撮影を行っています。

それがこの写真。

 

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という事で、2度東京からきてもらっていていますので

当時の私からは目の玉が飛び出るほどの金額と手間でした。

 

金額の方は申し上げられませんが

“手間”というのがですね、

施工後の写真で夜7:00集合、ミーティング。

撮影終了時刻が、

 

翌 日 朝  7 : 3 0

 

えっ?

 

写真の撮影ってこんなに手間かけんの?

というほど位置のセッティングや商品の配列、

カメラの種類やレンズ交換などバンバン行っていました。

(ちなみに上記の時間、休憩時間はほぼなかったです。)

 

10数枚の写真のためにおそらく4桁に迫る写真撮影枚数

だったのではないかと思います。

デザイナー関氏ももちろん帯同。

 

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「大塚さんのような形態のお店で、

 お客さんにまずはお店の事を

 見つけてもらったり興味もってもらったり

 するキッカケって写真しかないんですよ」

 

今思えばすごく的を得ていたなあという気がします。

 

商品のスペックの高さや価格のお得さや3プライスの特殊性なんて

お客様にはまるっきり伝わらない。

まずはお店を知って頂くための、興味をもって頂くための努力を

自分たちからしない限りはお客様から自分のお店を調べて

ご来店される可能性なんてほぼ皆無に近い事なんだと。

 

幸いな事に上記の写真たちは日本国内のみならず海外のWEBや雑誌

などにも掲載され使用されまくりました。

おそらく10カ国以上に。

                                 その一例です

 

今でもたくさんのメディアにご紹介を頂く事が出来ているのは

お店のデザインや物語や着物という事もあるのでしょうが、

 

写真がそれらを伝わりやすくしている。

 

という事を事実として実感しました。この時に。

 

もちろんこの写真のクオリティや切り口がプロの仕事という事もありますが

表現の一つとして非常に重要で有効なものであると。

 

で、それ以外のお客さまからブランドの見える部分はもっと砕けた

着物がある日常の風景の写真を見せられればいいねと

HP作成の話になっていくわけですがそれはまた別の機会に。

 

これを自分で体験してから事あるごとに

写真に収めパソコンに保存を繰り返しています。

クオリティが低くて使えないな………というものも残しています。

いつかトリミングや画像補正やエフェクトを組み合わせれば使える

機会があるかもしてないと。

もったいない病が炸裂してしまった結果かもしれません。

 

さらに今では私自身が発信の一つとして今年から

Instagramを毎日更新するようにもなりました。

(下記リンクから是非どうぞ!)

反応は私が一番驚いていますがすこぶる好調です。

だって他の着物屋さんやってないんだもん。

 

価格やスペックやTPOの説明ではなく

問答無用の写真一枚という見せ方。

(スタジオ撮影の写真だけでは見せられないライブ感とでもいいますか

    プロと私の素人写真いろいろ混ぜております。)

 

着物業界の方に限らずですが、写真有効活用しましょう。

さらに突っ込んだお話もしたいのですが、本日はこの辺で。

 

本日も最後までお読み頂きまして誠にありがとうございます。

 

 

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