やりたいと思ったらとりあえず動けば良いのに（意味深）と思う

おはようございます。

オオツカです。

昨日は久しぶりに超有名デザイナーYusuke Seki　(関祐介）氏とお茶をしました。

彼は私と同じ兵庫県出身で現在東京在住のデザイナーです。

この人と話すのは相変わらず楽しい。

弊社の大塚呉服店立ち上げの店舗設計時から関わって頂いて、

現在もPOPUPやDM、HP他ビジュアルに加え、ブランドの細部まで

関わってもらっていて、さまざまなご意見ご指導を頂いています。

近年は国内のみならず海外からのオファーが多く、

今後話題となりそうな案件を既に複数抱えている

そんな売れっ子（古いな）デザイナーです。

いずれ続きを書こうと思っている「大塚呉服店物語」でも

たびたび登場をしている彼ですが

この大塚呉服店というブランドで『オシャレ』と

思われる部分があるとするとその大半は

関さんによる部分と断言してもいいと思います。

彼にはこれまでに知らなかったブランド・さまざなデザインなど

いろんな店舗などのご紹介やその見方、今後伸びるであろう各種業界、

謎グルメ情報などを教えてもらったり。

その場に実際に出かけて体験してみたりとさせてもらいました。

さまざまな視点からのモノの見方、その知識や経験などは

非常に豊富で様々な形で勉強をさせてもらっています。

これまでいろんなお店を教えてもらいました。

その一部ですが、

Ron Hermanも

Aesopも

ARTS&SCIENCEも

visvimも

D&DEPARTMENTも

CIBONEも

（横文字ばっかりだな。）

これまであればでその存在すら知ることはないお店ばかりです。

「このお店はみた方が良い」と言われた所は全部見に行きました。

そして、実際どのようなものか買い物や体験をしてみます。

私は出かけるのは全然苦にならない性格なので、

むしろ、次にどこへ行こうか楽しみになりました。

面白そうなお店やサービスの調べ方も変わり、

自分でも積極的に調べていろいろと歩いて回ります。

そして、それに関わるいろんな人達と引き合わせてもらって

いろんな勉強をさせて頂きました。

ありがたいです。

さて、話は変わりますが、

先日呉服系の集まりで言われました。

というか最近多いんですね。

特に経営者やその後継者に近い方から。

１、「大塚呉服店カッコいいですねー。

　    　元々そういうセンスをお持ちだったんでしょうねー。」

２、「たまたまそういう出会いがあったからですよね。普通無理ですよ。」

３、「お客様にセンスいいって言われたいけどウチにはないし難しいなー。」

この３つ。 

ハッキリ申し上げておきますが、

違　い　ま　す 　か　ら　ね　 

“もともとあったモノが開花した”

と思われていますが

 そんなわけないじゃないですか。

私はセンス？なにそれ？美味しいの？ですよ。 

１　→　同業や異業種の現場をたくさん見回って、

　　　　自分がどんなお店が素敵と感じたか、

　　　　自店にどの部分を活かしていきたいのか

　　　　たくさんのサンプルを見て、知って判断基準ができるんですよ。

 　　　  センスいいとしたらそれはプロが入っているからです。

　　　　でも、自分の好みや意見は必ず擦り合わせをすべきと思いますが。

２　→　たまたま出会ったわけじゃなくて出かけて行ったからです。

　　　　信頼関係を築いた後にご紹介を頂いたりするわけで、

　　　　会社にこもりっきりで新たな出会いなんてできるわけありません。

　　　　（近年SNSスタートはあるか……でもリアルに会っとかないと）

３　→　というかあなたの思うカッコイイってなんなんですか？

　　　　例えば、どういうお店が好きですか？センス良いと思います？

　　　　そのお店のどの部分がカッコイイと思うんですか？

　　　　自分が尊敬している人や良いなと思う人をよく観察して

　　　　模倣からでも入りましょう。

 　　　  時間が無いなら専門家の方たちに教えてもらいましょうよ？

　　　　え？どこから探して来るって？まずはWEBからですよ。

　　　　（これについてはまた後日。機会があれば。）

など。

ふー。

最近動いてますか？

やりたい事に対して行動に移せているでしょうか？

時間がなくて忙しい？　　　ええ。

経営が日々大変？　 　　　ウチもです。

今後が不安？　　　　　　そんなの以前から分かっているでしょ。

 わかります。すごく分かります。

じゃあ、動きましょうか！　

ほんの少しずつでも実際の行動に移して、

やりたい事に近づけて見ましょうか！

冒頭の関さんの話に戻りますが、

お付き合いの中で私が受けたイメージとしてデザイナーという仕事は

自分自身を語る場合、すぐその場で提供できる実際の物の形はなくて、

（あくまで一般的人から見て。わかりにくかったらゴメンなさい。）

結果として出来上がったモノやその実績でしか

語る事が出来ないお仕事で非常にシビアな世界だと思っています。

我々小売業者とは違う厳しさ。

新しい実績を作るために日々新しい感性や人との出会いを

より積極的に行って自分の価値を高められるように努力をされている

のだと思います。

それはもうなんかすごい。

他者から見るとすごい無駄だと思うような事もドンドンされています。

結果、去年では考えられなかったような仕事やデザインなどの

価値提案を次々と作られています。

例えばこんな事も。

しかも先日パリでPOPUPラーメン屋やってるし（笑）。

さらに、すでに国外数カ国で行う事決定しています。

スープリーム暫定臨時スタッフの私としてはいずれかに参加したいなあ。と。

その根底には『楽しみたい』というもの。

この感覚は非常に大事な物なんだなといつも教えてもらっています。

動いてみてこそ初めて出会う人やつながりや分かる事が生まれる気がします。

結果、自分の考え方にも影響あるかもと。

仕事のアイデアも。

もしかするとそれがセンスという物を作るのかもしれませんね。

いやあ、勉強になるなあ。

とりとめもないですが今日はこの辺りで。

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。