ただのイロモノとあなどるなかれ
「痛」振袖降臨（笑）。
知っている人は超知っているアニメ「エヴァンゲリオン」
今から２０年以上前のTVシリーズとして放送が開始され、
現在でも劇場版アニメとして全４部中３部まで公開されている超人気作品です。
知らなくても絵を見た事がある、話を聞いた事があるという人は多いでしょう。
毎度毎度印象に残るストーリーや名台詞、予想をはるかに上回る場面展開など
それはそれはスゴイ作品なのです。
オオツカも忘れもしません。
大塚呉服店京都がオープン（11月23日）直前に封切り（11月17日）された
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q』を深夜の初回にいいオッサンが
期待に胸を膨らませまくりで見に行き、開いた口が塞がらない程の場面展開を
まざまざと見せつけられたあの日の事が
ついこのあいだのような気がする冬に近い秋の夜の事でした。
いやぁスゴかった。
さておき、
そのヱヴァンゲリヲン新劇場版 の第３部『Q』に登場する
キャラクターやその名場面などをまさかの、
振袖にしようという
企画が持ち上がってきております！
エヴァンゲリオンの各キャラクターのイメージカラーや印象深いシーンを盛り込んだ
6種類のデザインの中からアンケートを取り、ファンの意見をもとにデザインを決定するという。
ちなみに商品は100枚限定生産とのこと。
（上記サイトより）
お値段２０００ドル前後を予定。
そして柄アンケートや意見については以下のサイトより投稿出来るようです。
この記事を読んで個人的に最初に目に付いたのが、
・クオリティー凄そう
デザインは、赤基調のアスカ、ピンク基調のマリ、紫基調のシンジ＆カヲル君、黒基調のレイと名シーンというラインナップ。仕立ては広島県福山市で創業70年以上の伝統と歴史をもつ仕立屋「株式会社アシスター」で、染めは新潟県十日町「株式会社デジナ」が高品質のデジタル捺染プリントで行う100%国内縫製となっている。
この組み合わせ……。
以前に大塚呉服店とは別件で浴衣をデザイン、プリント→縫製まで
このチームで完全オリジナルの物を製作して頂いた事があるのですが（非売品）
たしかに、
生地（合成繊維）の質といい色柄くっきりの染めといい縫製の仕上がりといい
おそろしい程のクオリティでした
中途半端な色物の仕上がりにならないのはこの時点で私が保証します（笑）。
本日から２週間の期間アンケートが実施されるようですので
ご興味ある方はふるってご意見や要望を出されてみてくださいね。
この企画がどのように成立してどのような方が購入され
用途はどのようなものなのか興味がつきません。
イベントやコスプレなどでしょうか？
式事（成人式・結婚式）でお召しになるのでしょうか？
あるいは展示やファンの保存用としてもあるかもしれません。
これに対してこんな着物けしからん！と騒ぐ人も出てくるんでしょうかね。
しかしこのコーディネートの
「ATフィールド袋帯」はどうなんでしょうかね？
別売りなのでしょうか？
まあ最悪アンティーク帯探せば近い柄あるか（笑）。
ただのイロモノとバカにするなかれ。
いやー楽しみだー。
オオツカは応援しますよ。
既存概念をブッ壊して頂きたいと思う秋の夜でした。
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