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兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

自分自身に縛られすぎない事とは

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なんかすごい事になっているようですね。

任天堂がアメリカを先行してサービスをはじめたスマホゲーム

「POKEMON GO」のお話です。

 

そのすごさはさまざまなメディアでも取り上げられています。

 


私はゲーム好きではあるのですが、

このポケモンシリーズはとんとプレーした事がなく

なにが面白いのかというのがイマイチわからないのですが

アメリカをはじめ日本では現在猫も杓子も

このスマホゲームと任天堂の株価の話題で持ちきりになっているようです。

 

で、今後このように任天堂のV字成長への足がかりとなりそうな

今回の事例なのですがゲーム好きなら誰でも知っている事があるのです。

 

これまで任天堂

自社の製造する家庭用ゲーム機以外では

自社のコンテンツの貸し出しやゲームの開発を

行ってきませんでした

(据え置き機以外のアーケードゲームなど一部は除く)

 

 

任天堂スマホゲームを開発する』

 

その発表が昨年3月に行われ、

 

「ついに任天堂も時代の潮流には逆らえなかったか」

「あれだけ自社のハード以外ではゲームを作らないと言っていたくせに」

「やっと重い腰を上げてくれたか!」

 

などなどさまざまな反応があり、

業界人や流通、ゲームユーザー、マスコミ、株主から

好意的であったり嘲笑的であったり批判的な意見が登ったのを覚えています。

 

多かったのは『遅い』という意見。

 

それに対して当時の岩田聡社長(2015年7月に亡くなられました)が

おっしゃられていた言葉。 

 

「きょうの時点で『遅い』というのはご意見であって、

 それが真実かどうかは数年後のアウトプットで判断されるものだ」

 

 

これにつきますね。

 

自分自身がこれまでずっと言ってきた行ってきた事をコロッと変える。

この爆発的な情報過多で変化の移り変わりの激しい現代で

こんな事はこれからさらに当然になっていくのでしょうか。

 

というのもですね、

ここ数年ゲーム業界全体の売上は増加しているのですが

「コンシューマー(家庭用)向けゲーム業界」の規模は年を追うごとに

現象の一途を辿っているのです。

 

そんな中任天堂は頑なに

自社開発のゲーム機のみに自社の持つ膨大なコンテンツを投入する

という姿勢をずっと続けていました。

過去にもライバルであるSONYSEGAMICROSOFTなどと

シェアを奪ったり奪われたりの繰り返しの中アイデアとコンテンツで

NO.1の座のために凌ぎを削っていたのです。

 

発表の1年前は「スマホアプリは参入しない」と

ドワンゴの社長と対談してますからね。

超長いですがご興味あれば是非。

 

私は多分任天堂は今後もスマホやコンテンツ提供などは

しないだろうなと個人的には思っていました。

 

でもやっちゃった。

自分自身に縛られず自分がベストと思うタイミングで

いろんな意見が社内外である中で実行をしたということが

素晴らしいことなんだなと思います。

 

その第一弾が発表後すぐに爆発的なヒットを飛ばすあたりが凄まじい

可能性を秘めているという事ですね。

これまでに積み上げた膨大なコンテンツがあるわけですから。

 

こんなニュースもありますしさらに今後が楽しみ。

 

 

要はやるかどうか。

これまでの自分自身や周りの反応に縛られすぎないという

考え方のいいヒントになりました。

 

ちなみにこのポケモンGO数日中に日本でも発表されると思いますが

ポケモンはしないと思っていた私もそれに縛られずちょっとやってみようかなと。

 

みなさま自分のスマホに導入される場合はくれぐれも

 

しっかり前を見て下さいね(笑)

 

本日は以上です。

 

 

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