着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

なぜ大塚呉服店なのか? 12           「で、キミなにを目指すの?」

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ただいま、新幹線で東京からの戻りの便でブログを書いています。

 

本日は日帰りでばったばったなのですが、

某商業施設の年次計画の結果と

次年度の取り組みや計画についての発表会をやるからおいでよと

お知らせを頂いたので、それではという事でノコノコお伺いしたところ

参加者1000人以上の経営者や幹部達の集いで人見知りの私は

知っている人がほぼ皆無の中半泣きになりながら

終始オロオロしていましたが皆様いかがおすごしでしょうか?

 

今日の東京は桜が満開とてもあたたかかったですね。

東京タワーは今日も素敵でしたよ。

 

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それでもお仕事ですから勇気を振り絞って

名刺交換やご挨拶などを行うわけなのですが

ある大きな会社の役員の方がたまたまウチの大塚呉服店を

ご存知頂いていてそれについての話になりました。

 

「知ってる知ってる。見た事あるよ、いいね。大塚呉服店。」

 

あっ、……アラ……。

ありがとうございます。

 

「でもね。キミは着物屋さんだけどね、

 ちょっと“オシャレな着物屋”で終わっちゃダメだよ!

 見た目キレイめの着物を販売しているだけじゃなくて

 “着物を着る事の価値”を提供できるお店にならないと。

 だから某商業施設のブランドとかといろんな企画を一緒に考えたり

 ものづくりやイベントをどんどんやった方がいいよ!」

 

おお。

ありがとうございますー!!

 

と、ここ最近様々な業界の方からこのようなご指導頂く機会がよくありまして。

みなさまおっしゃっていただく事に共通する事は

 

・着物は価格や手間を乗り越えても“着たい”と思わせる

  体験や見せ方を継続して発信しているブランドというものがほとんど無い

 

 ・このネットの時代に日本国内外の異業種、加工、サービスと

 もっともっと交流して変化や今の時代のモノやサービスを

 生み出していかない、いけないというのはナンセンス

 

・パッと見た目がオシャレな感じなだけのお店では長続きしない

 どんなお客さまにどんな価値や経験を提供出来るのかが分からなければ

 「よくわからないお店」という記憶しか残らないから

 

などがありました。

 

耳が痛い事ばかりですが

確かにその通りと思う事も多くあり大変勉強になります。

 

会社の外に飛び出していろいろな方にご意見やお話を聞いたり

出来る事は本当に幸せでありがたい事です。

そこで出来た交流や関係性や得た情報などを

もっともっと現場に反映できるようにしなければいけないと考えています。

 

大塚呉服店が商品そのものだけではなく

より着物の価値や楽しい体験を伝えられるお店になるために

まだまだ足りない事

まだまだやるべき事が山のようにたくさんありますが、

いろんな人に助けて頂きながら頑張っていきます。

 

 

本当にありがとうございます。

 

 

 

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