着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

ニーズ発掘はお客様に『欲しい』と気づいてもらう我々の仕事

f:id:tsukachan330:20160122223519p:plain

 

 

クラウドファンディング

 

 

最近よく聞くこの言葉。

群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語だそうです。

 

自分たちが何か「やりたい」「作りたい」ものを実行に移すために

必要な資金をインターネットなどを通して不特定多数の方に募集をかけ、

目標資金を集めるという仕組みの事です。

 

以前だと、投資家や銀行や企業にアプローチかけたり仲介者を建てながら

自分のプロジェクトがいかに利益を生み出す事のできるアイデアなのかを

プレゼンし資金提供を受けるというものが主でしたが

現在はもう少しその敷居が低く間口は広くなったり、

より気軽に参加できるものも一般化してきたようです。

 

私が最近個人的に注目しているブツをいくつかご紹介。

 

 

ラピュタは本当にあったんだ!!!」

 

が自宅で出来てしまうかもしれないこちら 「Air Bonsai」

アメリカのkickstarterで現在募集中のクラウドファンディングです。

 

一目見た瞬間欲しくなったコレ。

(どうやら日本、九州発のプロジェクトのようなのですが

 商品や会社の情報が少なすぎてちょっと詳細が分かりかねており残念。)

 

小さな盆栽や苔玉がベース(鉢)から浮いて存在しているように表現できる

そんな夢のあるアイテムです。

紹介ページにある動画を見て頂ければ一目瞭然なのですがどのような

構造になっているのかは謎。

下からエアーを当てているのではない様子。

磁力的なものを使っているのかなーと予想です。

 

 

kickstarterページは動画左上の『K』をクリック

 

そちらでこちらのプロジェクトの詳細や誕生の話、

様々な動画、写真など作り手の思いなどが語られている………ハズ。

(私は英語が苦手で、ハイ。)

 

では、次です。

 

 

自宅で出来る捺染(なっせん)キット『SURIMACCA』(スリマッカ)です。

関西弁の言い回しで「刷りまっか?」という言い方をローマ字にした

脱力ネーミングのアイテムですがこちらもなかなか素敵です。

 

日本の「Makuake」からシルクスクリーンクラウドファンディング

 

実はこちら以前にFacebookに投稿していた大阪のレトロ印刷JAMさん。

私も実際に自作してみましたよ。

 

f:id:tsukachan330:20160122221758p:plain 去年の8月末くらいでしたね。

 

↑こんな感じに。

 

Tシャツやバッグ、紙や各種布ものなどに自分の好きな柄や文様や文字を

刷れるのです(要製版)。

コレめちゃめちゃ楽しいです。

が、サイズの変更する為に「枠」のサイズをいちいち揃えなければいけなかった事や

木製か金属のフレームの為耐久性が乏しかったりその処理が大変だったりしました。

 

それを解決しましょうというこちらのプロジェクト。

レゴ的な(おっと)フレームの組み合わせでサイズも管理も楽チンという

よりシルクスクリーン印刷を身近に楽しもうというアイテムですよね。

こちらも超欲しい。

 

そして最後に今日の短パンさんのブログにも紹介されていました、

 

 

こちらも「Makuake」から丸安毛糸大久保さんのクラウドファンディング

 

 

短パンさんもアツく語るこちら。

是非上記ブログをごらん下さい。

よし、私も編もう。

 

 などなど、私が注目している上記は3つとも『すごくアツイ!』のです。

 愛があるといいましょうか。

 見ていて応援したくなるそんな感じ。

 

本当にこの商品やプロジェクトが好きなんだろうな。

 

金銭をただ集める為に募集をしているのではなく、

同じように好きな人や共感をしてくれる人たちに思いを伝えたい

そんな解説やプレゼンになっている紹介ページなのでなないでしょうか?

 

単純に新商品や新サービスや新事業部の立ち上げなどでは

見ず知らずの人は共感してくれないでしょうし

上記は3つとも法人でしょうからその思いが弱かったり分かりにくかった場合、

「お前のところの会社のお金でやれよ」となるのは当然の事ですね。

 

また、よくある間違いで

 

「アンケートなどで現場でお客様にニーズを聞け」

 

というものがあります。

これってお客様に欲しいもの、して欲しい事を聞いて

そのままやってしまいがちなのですが、

 

ニーズというのは

 

『お客様が買いたい受けたいと気づいたモノ』

 

なんですよね。

 

お客様につたえるという意味ではこれに通じる話なのかもしれません。

 

自分が欲しい。

今ないような製品やサービスやアイデアを一生懸命アツイ思いで

プロが必死になって考え抜いて伝えようとしたモノが

新しい時代の商品になっていくのかもしれないなと思いました。

 

 

自分もそんなワクワクするような商いをみんなで出来るように

頑張ろうと勉強させてもらいました。

いやー楽しいなーこういうの。

ていうか、実践しないとね。

 

以上でーす。

 

 

Facebookやっています

https://www.facebook.com/naoto.otsuka.98

 

instagramでは大塚呉服店を中心に写真を毎日アップ

https://instagram.com/otsukanaoto/

 

Twitterでもたまにつぶやいておりますので是非!

https://twitter.com/otsukanaoto