ヘー、”東京”ってついてるのに東京じゃないんだー

こんばんは。オオツカです。

姫路に戻って参りました。

なかなか濃い２日間で結局時間が足りず

やりたい事など来月に持ち越しが多々残りましたけどそれも楽しみですね。

東京にいるといろんなニュースが電車とか街中の大型ディスプレイなど

でも流れてるんですが、なんでも今日（正確には昨日）は東京ディズニーランドが開業32周年だとか。

知ってる方も多いと思うんですがこちらの運営会社は「オリエンタルランド」という

日本の会社で、いわゆるディズニーの直営で経営されている遊園地ではないんです。

オリエンタルランドがディズニーからライセンス契約を結んで経営、運営を自前で

行なっている世界中にあるディズニーランドで唯一の（たしか）「フランチャイズ」

遊園地なんです。年間のライセンス料は年間200億円オーバー！。

私は他の国のディズニーランドって行った事ないんで分からないんですが、

東京は他のパークと比べて異質だそうですね。

いろんな部分があるようなんですが一番大きいのは

「キャスト（スタッフ）の質の高さ」だそうです。

夢の国である為の規律を守っているって事で異空間の中にいる感覚を

興ざめさせない為の様々な工夫が世界中から人を集め、

長きに渡って今もまだ成長し続けているそんな素敵な場所。

最後に行ったのって10年以上前になるかなー。

そんな事をつらつら書いていたら思い出して来た事が色々ありまして、

私最初にディズニーランド行ったのが32年前なんですね。

８歳の時。それも一人で。（正確には団体で）

当時超巨大な一大テーマパークがついに日本に出来たという事で、

旅行会社も様々な旅行プランを出してましてその中の一つが

当時取っていた「毎日小学生新聞」という子供向けの新聞があるんですが、

その記事の中にデカデカと書いてあるんですよ。

「かわいい子には旅をさせよ　一人旅の経験は必ず将来役に立ちます」

なんかそんなニュアンスの文言。

これ見たウチの両親メロメロで、即申込で私一人旅決定ですよ。

メインはもちろんディズニーランドなんですが、車中泊で2泊3日の

東京も見倒す旅行となりました。

 要は一人ないし二人の小学生（多分中学生以上はいなかったはず）が

申込をして全部で４0人程度が一つのバスで移動、ワングループ5〜6人くらいが

大人一人と行動を共にするというような内容だったと思います。

知らない人たちと寝食含めて行動をするという自体初めてだった上に、

深夜バスですよ。バスはエアコンの効きが悪いのか超暑くて汗かきながら

添え付けのテレビでザ・ベストテン見てました。シブがき隊が出てましたね。

そこで仲良くなった（名前忘れた）2人と旅中はずっとアホな事をしていた

記憶があります。バスで寝れないので3人並んで座禅組んでたとか。

馬鹿笑いしながらね。

東京に到着してから覚えているのは、東京タワー、国立科学博物館、上野動物園とか

まわって初めてパンダ見てうおー言ってました。

その日は民宿みたいな所で一泊したと思うんですがすぐに寝るわけなくて

大騒ぎしながらキャッキャウフフですよ。もちろん怒られてしぶしぶ寝たような。

 で、いよいよディズニーランドに行くという事で朝からバスで移動したんですが

なかなか着かない。遠い。東京ってこんなに広いんだって思ってました。

9時くらいに着いて入場するんですがなんじゃこりゃーーーーっていう感覚は

今でも覚えてます。入ったらいきなり超でかいアーケードがあってそれを抜けると

正面に城ですよ城。コッチが知ってるあのお城とは全然違う。

とんがってるねーって。

最初に乗ったのがカリブの海賊で最後がトムソーヤのなんとかかんとか

途中でゲーセン的な所にいったりとそれは覚えています。

で、長々となにが言いたいかっていうとこの時８歳なんですけど

結構細かいディティールまで覚えてるんですよ。

正確には一人旅ではないんですが、知ってる人がゼロの状態の旅って

すごいドキドキして見るものもみんな新鮮で。この旅行の事は多分死ぬまで

覚えてるんだろうなー。この時に経験した事って良い意味でも悪い意味でも

今に生きている気がします。

この旅行が終わりに近づいて大阪駅まで両親が迎えに来てくれてて、

みんなにバイバイってしたあと家に帰るまでずーーとぼっろぼろ泣いてました。

もう多分みんなと会う事は2度と無いんだろうなとなんとなく思って。

両親はホームシックにかかってて顔を見たから安心したんだろうと今でも

思ってると思いますけど。話してないんで。

 このあとディズニーがオリエンタルランドと契約打ち切りでもしない限り

◯◯周年とかニュースになるたびにこの記憶が蘇るんだろうな。

子供の時の経験でも特に覚えている事の一つです。

今では仕事で行ったり来たりしている東京ですがなにか楽しみながら

勉強も経験もしたいって思うのはこのお蔭かも知れません。

息子がもう少し大きくなったら行かせようかしら。

東京から帰って来てなんとなく思ったプチ体験記のお話でした。

本日も最後まで読んで頂いて有り難うございました。