勝手に紹介シリーズ2 ㈲サイフク mino
みなさまこんばんは。オオツカです。
こちらはずっと雨模様。
桜はいい感じで満開なんですがね。
今日は前回からはじまりましたシリーズの第二弾です。
minoHPより(着物の衣装協力は大塚呉服店が行ないました)
ではでは、着物が着てみたくなるアイテムを紹介する
勝手に紹介シリーズその2。
参りましょう!
こちらはレディスニット主に製造しておられてですね、
主にアパレルメーカーからのOEMとして生産をされているメーカーさんです。
その中で3年前に自社新ブランドとして立ち上げをされた
「mino」(ミノ)です。
↓動画を見て頂ければどんな商品でどんな会社か分かって頂けると思います。
2:00ごろ〜 会社・ブランド紹介
4:45ごろ〜 商品紹介
このminoという商品の名前の由来はその読み通り、
「蓑」です。
このおしん的なこれとか
こういうの。
動画の中でもおっしゃっていたかと思いますが、
日本にニットメーカーって山のようにあるんですね。
で、良く聞く国内産のニットが海外産に押されてどんどん規模が縮小する中で
こちらのサイフクさんは他社との差別化、ブランド化を進めるんです。
ポンチョ専門のブランドってないよね。という一言と、
新潟五泉市の雪深い土地柄を背景に本物の蓑を参考に研究し
商品化、ブランド化させて発表します。
おい待てオオツカ。
ポンチョと着物って何か関係あるの?と思われますよね。
あるんです!
一般的な着物のコートっていうのは、
こういうのとか、
こういうのが多いんです。
悪くないんですがこれはこれで着物をはじめてみようとか
久しぶりに着てみようと思う人のハードルになる問題点もあるんですね。
1つは寸法の問題。
コートも袖丈や裄などはじめ着物と著しく違う寸法になると着るのが難しい。
2つめはデザインや価格の問題
既製品もあるんですがぶっちゃけた話ダサいんです。(ボソ)
衿元が洋服のような衿にしてみたり寸法を長めにとってみたりする事は可能
なんですが、ほとんどフルオーダーになっちゃう。
前回の玉木新雌さんもそうなんですが、数千円〜2万円までくらいで
はじめられないと、普段着は特に初心者の方や着物持ってるけどコートない人は
着られないというケースが多い気がします。(主観です)
で、このminoなんですが3年目に入り様々な品種が出来ていますが、
中心になるのはこの2つ。
tate(タテ)とyoko(ヨコ)です。
『tate』は”中心から真下にかけて切り込み”が入っていて、
イメージ的には「のれん」のようになっています。
ということはですよ、奥方。
着物を着た状態の上から羽織れてそのままでもコートとして成立する。
(一番上の写真参照) 3秒で着れますし脱げます。
しかものれん状になっているので、片方だけ肩に寄せて、
アンティークブローチなんかで留めるとあら不思議。超かわいい。
衿元も見せつつ全体的にまとまります。
ネタとして前でゆったり結んで、
ジュンイチイシダ的なアーバンな着こなし(おススメしません)も。
『yoko』は”中心部に切り込み”が入っているのみで本当にポンチョ。
理由は要らない。帯も見せなくていいという漢(オトコ)なあなたにはこちら。
ただですね、首から羽織って切り込みをタテにするかヨコにするかで
見え方が変わってくる憎いヤツなんです。
ヨコにすると首のみで腰から下を見せるポンチョ的な着方ですが、
タテにすると衿がVネック状になり着物の衿元を見せる着方も出来ます。
コレ以外にもいろんな着こなしをminoのHP → mino
ではビジュアルで紹介していますヨ。
しかもこの商品はユニセックスで使えますのでもうエラいこっちゃ
洋服でも着物でも着回しがきくんです。
ほらこの時点で着物着たくなったでしょ?
だがしかし、九州方面から声が聞こえますよ,,,,,,,,。
「こんだけアツい気候になって来とるのになーにコートの紹介をしとるんねー?」
OK。大丈夫。まだあわてる時間じゃない。
このminoには、、、、、、。
春物、夏物も存在する!!!!!!!(ドヤァ)
エアコンの効いた寒い部屋の防寒対策としてでなく、日焼け止めや
コーディネートであれこれ出来てしまいますね。まあ、詳しくはHP見て下さい。
最後にですね私なんでこちらのminoさんを毎シーズンオススメしてるかって
いうと、「色が超いいんです!」という事が最大の理由。
着物っていわゆる和の色目というものが多くてもう一色と思った時に
なかなかコーディネートが難しくなるんですがこのアイテムは1枚あると
もう成立してしまうような色の深みや明るさがあり〼。
長々となりましたがオススメですよ。
当店でももちろん販売しておりますが、全国のアパレルショップや
中川政七商店さんのショップなどでも取り扱いしていますので一度お試しあれ。
ちなみにこの中川さんはじめ色んな方が参加して立ち上げたminoですが、
その次の案件というのが弊社の大塚呉服店なんですよ。
このおはなしはまたの機会で。
今日も最後まで見て頂いて有り難うございました。