面白いお店に行ってみよう
先日、九州は博多へ行って来ましたよ。
メインはもちろんお仕事なのですが仲良くさせてもらっている九州の方々と
新年会なんかもあったりして一泊二日で。
二日目の移動前泊まりが天神(博多の繁華街)でしたので
ふと行ってみたいお店を思い出し突撃して参りました。
中心地から近くではあるのですがやや入り組んでおり
ちょっと分かりにくそうでしたがグーグルマップ開いてスマホ片手で迷わず一発。
最近ホント優秀です。
で、辿り着いたお店がこちら。
山響屋(やまびこや)
マンションの1Fの一室で店舗をされている
九州を中心とした郷土玩具や民芸品の専門店です。
食品などと合わせてその地方のものを中心に取り扱うお店はあるにせよ
エリアは全国、このカテゴリーのみに絞ったお店というのは
珍しいのではないでしょうか?
色とりどりの色彩、大小様々なサイズ、左右非対称な形など
どれもこれも人が手作りで製作した味のあるものたちばかりです。
だるまやこけし一つ取って見ても地方によって本当に様々な種類があり
一度に色々なものと見比べる事が出来るのが楽しい。
こちらのお店は2015年に出来たばかりだそうで
ご主人の瀬川さんは長崎県出身で大阪でお仕事をされていたそうなのですが
博多へ移り住みこのお店を通じて九州の素晴らしい手作りのものたちを
たくさんの人に知ってもらいたいと開かれたそうです。
各産地で直接商品のセレクトや買い付けを行うのだそうですが
面白いのが瀬川さん自身もだるま絵師としてものづくりもされている事です。
商品の片隅には顔入れ前製作途中のだるまもあります。
色々とお買い物をしたいところでしたがこの日も大荷物な上、
カバンに空きスペースもなかったため小さいもの3点お買い上げー。
3cmほどの大きさのこけしストラップとミニミニ起き上がり小法師。
なんと味のある表情か。
小さくとも一つ一つ味のある顔を書いてありオオツカの心を鷲掴み。
さて、どこに置こうかな。
レジで包んでいただいている際にそれぞれの商品の産地や職人さんの事を聞きます。
どんな感じで製作されてどんな人が買って使うのか。
製作の裏話や豆知識など短時間ではありますが非常に興味深い話でした。
フツーにものだけ購入して飾るより愛着も湧くというものです。
この時間も非常に楽しかった。
そして、買い物袋にイラストを入れてくれるとの事。
いくつかありましたがこの日は招き猫をお願いしました。
カラー筆ペンでさらさらさら。
1、2分ほどで出来上がり。
ただの紙袋ではなくなりました。
かわいいスネ。
ただの商品スペックやお客さまに全おまかせではなくて
買い物自体が楽しくなる。
それはその商品そのものやお店の『ストーリー』『独自性』『メリット』が
お客さまに伝えられているのかどうか?
それが今のモノあまりの時代の中支持されるお店になる為には
必要になる事なのだなと再認識出来ました。
ウチもそれをもっと生かそう!
さて、今回このお店を知った&行ってみたくなったのは
事前にこの記事を読んで覚えていたからです。
和雑貨や生活用品を販売する中川政七商店が運営するこちらのWEB雑誌。
これを見てとっても興味が湧きました。
行って見て良かったと感じる特集記事是非読んで見て下さいね。
ちなみに今年は中川政七商店さんは “旅” をテーマにこのような
産地や職人やプロダクトを現場に直接見に行きたくなる施策を打たれています。
商品をモノとして打ち出すだけではなくその裏側にある製作する土地や会社、
職人など関わる人たちのストーリーをより分かりやすく
紹介をされていかれるようです。
着物も同じ。
商品のストーリーや様々な成り立ち
使って、見て、出かけたくなる そんな見せ方を
より強化する事が必要な時代になっているのです。
勉強になりましたー。
またお邪魔します。
おわり
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