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着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

伝統や歴史の長さ、技法技術の高さだけでは人は物を買わない

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当社の大塚呉服店ブランドでショール・ストールなどでお世話になっている

「tamaki niime (玉木新雌)」さんが通算3回目のお引越しをされて

明日(9月10日)に新店舗兼工房をオープンされます。

おめでとうございます!!

 

玉木新雌さんのHP


玉木新雌さん

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こんな方です。

 

今回のお店は以前の5倍の広さなのだとか。

織り機がずらっと並ぶ工房がお店からも見る事が出来、

全アイテムが揃っている店内は圧巻………なのだとか。

(レセプションにお邪魔したかったのですが急用が入ってしまい断念……)

近い内にお邪魔したいと思います!

 

玉木さんは糸を先に染め織る事で柄やグラデーションなどを表現するいわゆる

『先染め』の技法でコットンの洋服やショール・バッグなどを製作する作家さんです。

 

この工房のある兵庫県西脇市は『播州織(ばんしゅうおり)』と

呼ばれる織物の産地で着物やシャツ、海外輸出向けの生地の生産高では

日本有数規模を誇り、今より30年ほど前は栄華を極めていましたが

円高や外国産との価格競争の波に巻き込まれ現在においては

工場の縮小や廃業などに歯止めがかからない現況にあるようです。

 

そんな中、玉木さんは工房を拡大させ作品の取り扱い店舗も数百店舗を数え

(海外は30店舗以上)、 今もなお口コミなどで増加しています。

その中には当店のような着物のお店もあります。

 

これまであった着物用のコートやショールとは違う雰囲気や風合いが人気です。

 

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綿独特の柔らかさや肌触り、先染めのくっきりした色合い、

たためばコンパクトになりシワもよらない使い込めばさらに味も出てくる。

さらにワイドサイズなら着物の帯までしっかり羽織る事が出来るという事で

今までとは少しちがう装いはファッションとしての着物のコーディネートとして

秋冬には欠かせないアイテムの一つとなっています。

 

そして、玉木新雌シリーズの商品達は糸の構成やバランスなどほぼ1点ものが

多くこの工房で延々見比べながらセレクトや仕入れを行うバイヤーさんなどが

多く商品に思い入れを持って販売をするお店も多いのです。

(私もスタッフと余裕で1時間位時間がかかります)

 

さらに、木綿の栽培や異業種の作家さんとのコラボなど

常に新しい可能性を模索されており毎年なにかの新作が発表され

飽きる事もありません。

 

200年以上の長い歴史を持つ西脇織ですがその伝統や歴史にばかり囚われず、

糸や染めの品質や織機の性能や技術力を主に打ち出す事はありません。

それらはあくまで要素の一つとして組み合わせ活かしているのだと思います。

 

この商品を試してみたい

肌触り、着心地がすごくいい

手軽におしゃれになれる

自分だけの一点物を自分で探したい

クールでカッコいいビジュアルが好き

 

買いたくなる見に行きたくなるという事は

商品のスペックだけでは動機になり得なくなっている現代なのかもしれませんね。

 

詳しい商品紹介はやってるとキリがないのでお近くの大塚呉服店まで(笑)。

10月以降くらいにはお店に並んでくると思います。

在庫状況は大変お手数ですが各お店までお問い合わせくださいね。

 

というか、

お近くまたは足を伸ばせる方は西脇の直営店に行かれる事を強くおススメします。

是非、製造現場を体感してみて下さいね。

 

さて、オオツカは今シーズン何色を買おうかな。

 

以上です!

 

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