着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

変わるビジネスモデル 自分は変われるかな?

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ただいま日帰り出張の帰り中の車内です。

少し眠いのですが眠ってしまうとシャレにならない位置なので

ブログを更新して目を覚ましてみましょう(笑)。

 

なんか書くことないかしら?

と思っていたらこんなニュース。

 

本日からスタート「楽天マガジン」

月額380円の支払いで

スマートフォンタブレット・PCブラウザなどで約200種類の雑誌が読み放題

なのだとか。

 

まず、私はこう思いました。

 

へええ。すごいな。

普通のファッション誌とか600〜1000円くらいするから

それが読み放題ということは複数の雑誌を定期購読している人からすると

破格にお得なプランなのでは?と。

 

最近、アマゾンも「Kindle Unlimited」というサービスをはじめたばっかりだなあと

思って調べてみますとその他も結構ありましたよ。

 

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 ↑写真はこちらのサイトから。

ご興味あればどうぞ!

さらに、主要になるであろう

楽天マガジン(楽天

・dマガジン(ドコモ)

Kindle Unlimited (Amazon

の取り扱い雑誌の一覧表を掲載しているサイトもありますのでご紹介。

 


私は雑誌を読みませんが一度体験してみようかなと思います。

(ちなみに楽天マガジン30日のお試し付いてます)

 

さて、このようなサービスが今年に入って一気に広がりを見せています。

こんなことって数年前に考えられたでしょうか?

 

案としては技術的に実現可能でしたから

おそらく相当前からあったものと思いますが、

せいぜい一誌または会社ごとで限定的に見れるというプランくらいかなと。

しかしさまざまなしがらみや金銭的、権利的なもので無理だろうな

と思っていましたが実現してしまいました。

 

理由はいろいろあるでしょうが、

一つは出版をとりまく環境の変化。

 

この10年の出版物の売り上げの推移を見ると

 


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ここ10数年だけでもダダ下がり。

この期間中に休刊になった雑誌もすごい数です。

 

そしてもう一つは出版の仕組み

 

・紙面制作費、紙、印刷の出版コスト

・流通・販売管理のコスト

・返本、広告、マーケティングなど

 

これまで当たり前だった商習慣では衰退の一途しか見えない状況。

 

 今回の雑誌読み放題の仕組みの定着やこれが雑誌の定番となるかは

まだ分かりませんが言えることとしては、

 

今までの「当たり前」が変わる可能性がある

 

ということでしょう。

 

・本を作る為の紙がいらない

・流通や返本などのコストが大幅に減る

・書店やコンビニで雑誌コーナーが少なくなる

・広告などに捉われない尖った雑誌が出来る

・タケノコのように増えていく雑誌群の中でより個性を出さなければいけない

・あえてWebでは販売しない選択

 

ちょっと出しただけでもこれによってこれに関わる会社にも

さまざまな影響が出ることでしょう。

 

仕組みが出来て動き出すとビジネスモデルというものは

一気に変わってくる可能性があります。

 

その時になってからどうしようか?と考え出すのはもう遅いかもしれません。

自分の会社の個性を活かす部分

絶対に変えてはいけない部分

柔軟に変えていく部分

はハッキリとしておくべきですね。

 

着物業界もある日いきなり変わるかもしれませんよ。

そう思いながら自分のお仕事や世の中を注意深く見ましょうね。

 

さてさてこの読み放題サービス今後どのようになっていくのでしょうか?

興味を持って見ていきたいと思います。

新聞なんかはどうするんでしょうねー(棒)。

 

 以上です!

 

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