「キャラ」が立っているお店はいい
個性があるお店とないお店なら
大抵の人は個性がある方が好みだと思うのです。
それが自分に合っていると感じたり
店員さんと顔なじみになったりすれば
多少同業種のお店よりも価格が高くても
少し遠い場所にあったとしてもわざわざ訪れる事もあるでしょう。
「キャラ」が立っているお店。
人はそんなお店に魅力を感じ好きになるのです。
嫌いな人にはとことん嫌われることもありますがね。
さて、今日ご紹介したいそんなお店はコチラ。
創業3年のまだまだ新しい会社『フーディソン』が運営されています、
Sakana bacca (サカナバッカ)
その名の通りこのお店、
魚屋さんです!!
このお店が面白い。
今日は簡単なご紹介のみ。
興味がありましたら調べてみてくださいね!
このお店、一言で言うと
「魚が食べたくなる
魚のオシャレセレクトショップ」
です。
魚屋さんといえば“こういうもの”というイメージは
一昔前は町の商店街や住宅地などの個人商店にあるのが普通でした。
顔なじみのおっちゃんおばちゃんがいて氷の上に魚が並んでいるような。
しかしながら、今となっては
イ◯ンや西◯のようなスーパーの鮮魚コーナーで
見るものというのが一般的となり路面店の専門店などは減少の一途をたどっています。
そんな中みなさまご存じでしょうか?
現在は魚離れにあるという事を
年々減少傾向にあるのです。
という事で農林水産のグラフでも10年以上前から大幅な減少傾向にあるのです。
「魚食は日本人の心!」
といわれている方いかがでしょうか?
消費カロリーの量としてはそんなに変わらない日本において
なぜ魚の消費量が減っているのでしょうか?
理由はかんたん。
いろいろなものが選べる時代だから
魚だけが主な栄養素じゃない現代です。
別に魚を食べなくてもいい。
いろんなお肉も乳製品も各種加工品も野菜もスープや栄養の摂取の仕方など
食べなければ生きてはいけませんが食べる物の選択肢が山のようにあるのです。今。
そんな中で選ばれるために何かしてますか?
そんな魚の流通についてですが
現在、日本で水揚げされる魚は年間3,000種以上なのだそうです。
が、
一般的な流通を通すとその種類は魚はわずか50種ほどなのだそう。
さらに一般的な家庭の食卓に上がる魚は20種類と言われています。
と、いう事は我々が普通に見る「販売されている魚」は
ごくごく一部という事になります。
ということはですよ、
「定番の魚」は常に確保しなければいけないわけですね。
不漁の時や需要が高まった時など関係なく
鮮度や流通量が少なくても用意しなくてはいけない。
ここのお店はその日の入荷の魚の種類によって品揃えを変えます。
だから、イカとかマグロがない日もある。
普通の魚を取り扱うお店では並んでないような物が並んでいる。
で、このsakanabacca。
まず見た目とPRから変えてきました。
なんかオシャレで気が利いてる
特に用もないのに入りやすい
人とのコミュニケーションが楽しい
はい。
これは近年の路面店舗において必須の要素です。
出来てますかーーーー!!!!!
お店やってるひとーーーー!!!!!
スゴイ有名な人にデザインをお任せしているとか
予算をスゴイことかけているとか関係ないです。
買い物袋などもコレ
かわいい。
魚の市場の中でいろいろな施策をされているサカナバッカさんですが
業界全体が縮小傾向の中様々な事を実践されています。
とくにSNS周り
すごくお上手。
「魚が食べたくなる」人を増やす為の
毎日の発信は素晴らしいものがあります。
栄養素や価格だけではなく今の時代は、
「選択できる時代だからこそ自分で選びたい」
という“選ばれる”為の発信をし続けています。
見た事ない、馴染みのない魚でも動画とか
やってみたくなるようなすごく“作りたくなる”モノを。
こういったお店や会社を見るにつけ思うのです。
「キャラ」立ちというものは大切だなと。
横並びではなく自分の表現や発信を
明確に伝えたい人にブレずに伝えるという事。
今現在自分がやりたいと思う事を欲していると思われる人に発信し続ける。
そういう事が独自化には必須な気がしますねえ。
すごく興味深い業界なので
深堀りした内容はまた別の機会で。
本日は以上です!
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