“限定”と言われると弱いのです
その昔、新幹線内には食堂車両（ビュッフェ？）などもあり
そこでお茶や食事をしていたものですが、
運行スピードも上がり駅から駅も相当時短が進み利用客の減少やその需要も無くなって
で、今車内で買い物をしようとした場合、
『ワゴンサービス』がやってきます。
「コーヒーにビール、おつまみ、お菓子………」のアレ。
あれもここ何年か見ていますと思うんです。
このサービスも無くなるんじゃないの？
最近、駅構内に於いてJRの子会社“キオスク”や“ハートイン”が減り
大手のコンビニエンスストアの出店が激しくなってきています。
主要駅にもなりますとホーム上にも複数展開しているところもあり、
新幹線にのる前にお土産やお弁当や飲料などは
ある程度まとめて購入しておくのが当たり前となっている訳です。
アツアツのコーヒーを飲みたい
ヒエヒエのアイスクリームを食べたい
アルコールが足りなくなった
お土産の買い忘れがあった
などの場合には便利かもしれませんが
今後ってどうなるんでしょうね？
私が知らないだけかもしれませんが、
新幹線が通過中のそれぞれの地方のお土産を変更している以外
取り扱いの商品はどこも同じ。
どんな時間帯でもどんなエリアでもだいたい一緒な気がします。
新幹線ワゴンサービスのご案内 - 株式会社ジェイアール西日本フードサービスネット
もっと個性があればいいのになあ
なんかこう限定的ななにかがあればなあ
と勝手に思っておりましたらJRさん少し本気を出していました。
http://www.yu-nakagawa.co.jp/file/ab/28/ab28ecdcaff22666edd1f0d1909ab10f/hashiru.pdf
JR西日本 × 中川政七商店
こういうのを去年からやってまして。
この５月で１クールが終了しました。
一言でこのキャンペーンを表現しますと、
「 限 定 」
ここでしか買えない
ここしかない商品
この時しか売っていない
そんなコラボ企画。
こちら実は新幹線内のワゴンサービス「専用」商品で
販売期間も限られています。
つまり車内で乗っている時に脇を通るオネーサンに声をかけないと
買うことができない（詰所に自分から行けば別ですよ……）もので
しかも販売期間が過ぎると２度と購入できないというイベントなのです。
日本人は「限定」に弱いといわれます。
それは『四季と桜があるからその時を大事にしたい国民性』と
誰かに聞いたような気がしますが、
購買行動のモチベーションになることは間違いないと思います。
そして手間はかかるかもしれませんが、
コンビニやお土産物売り場では体験できないような
特別な出会いや商品があるという事は
車内販売というものに『個性』をつける事になるのではないでしょうか？
単なる移動を特別なものに。
いいなあ。そんな感じ。
と思っていたのですがこの「走る日本市」は５月いっぱいでプログラム終了。
なんだよー。
もっとがんばれよーJRー。
なくなっちゃうぞー個性がー。
と、
思っていたら、
２クール目キター！！！！！
しかも限定中の限定もキター！！
やるなあ。
素で嬉しく思ってしまいましたよ。
そして、面倒くさいといってしまえば終了のこの企画を
引き受ける中川政七商店。
さすがポーター賞受賞企業。
今年も楽しみです。
新幹線の移動がより楽しくなりますように。
みなさまも機会がありましたら
一度ごらんになってみて下さいね！
以上デーース！
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