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着物に携わる人はインスタグラムをやったほうが良いと思う理由 その2

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「その1」ではインスタグラムをやった方がいいのかどうか

 についてだだだだーっと、書きました。

 

 

 

 

インスタグラムという無料のSNSサービスは、

写真で自分のお店や会社や個人を独自化させるキッカケが

出来るSNSというお話でした。

 

それも、製作から流通、小売に至るまでさまざまなビジュアルの組み合わせを

見せる事が出来る着物業界は是非ともやりましょうと。

なにせ一般のユーザーさんの方が積極的に行われていて

業界自体がほとんどアップされていないのが現状です。

 

自分たちの手仕事、お仕事の先にあるお客さまに

国や地域を問わず発信をしていきながら

自分たちのUSP(独自価値)も同時に発見もできてしまうという、

 

 

 

もうね、

 

 

 

 

   やらない意味がわからない

 

 

   

 

       とりあえずやって下さい

 

 

 

そんなSNSです。

お願いしますね。

 

 

さあスマホ片手にさっそくはじめてみましょう!

 

 

 

さて、今日はその2という事で

 

 

 

「どうやれば楽しく更新出来るのか?」

 

 

コチラを本日のテーマにしたいと思います。

 

 

インスタグラムを意気込んではじめてみたはいいけれど

 

 

 ・成果が実感出来ない

 

 ・忙しくってなかなか更新できない

 

 ・なんか面白さや何のためにやっているのかわからず辛い

 

  ・ネタが続かない。毎回考えるのが大変

 

 

 で、楽しくなくなって気づいたら更新が滞ってしまう。

 

そうなる事が心配なあなたのためにちょっと考えてみましょう。

 

 

【1.伝えたい相手をきちんと設定しましょう】

 

これはすべてのお商売やSNSに言える事ですが、

“だれでも好かれるような”発信というものは逆に伝える事も続ける事も困難です。

 インスタグラムは自分の世界観を伝えるSNSですから

ぶっちゃけて言ってしまうと伝えたい相手以外は無視です。

 

 私、オオツカの一覧ページ。

ちなみに私が伝えたい相手は、

 

「着物に少なからず興味がある初心者、または多少着た事がある女性。

 フォーマルではなくカジュアルな着こなしをいろんなアイテムと組み合わせをして

 自由な日常的な着こなしを好きと言って頂けるファッション好きな方」

 

です。

ですので逆にカチっと着物を着たい方や着物にまるで興味がない人は

全然共感出来ない写真集となっていると思います。

でもいいんですよそれで。

 

 

【2.あらかじめ一番やりやすいルールを決めておく】

 

私の一例をご紹介します。

 

毎朝8〜9時前後の時間に写真をアップしています。

1日1枚。それ以上しません。

写真はすべてアイフォンから。

 

写真フォルダの中から

・女性が写っている写真

・商品アイテムブツ取り写真

・お店や什器込みのディスプレイ写真

を一定の法則で変えながらアップします。

 

コメントは100文字まで。

ハッシュタグ →# (これは次回やります)は11個。

写真の加工込みで全部で10分以内でやります。それ以上時間をかけない。

 

これ以上に時間も手間もかけないと最初に決めておいて

後で徐々に慣れていくようにすれば苦になりにくいと思います。

 

 

【3.とりあえずここまでは頑張って下さい】

 

写真の質も内容も問いません。

とにかく写真を100枚アップ

1日あたり1〜3枚までの間で投稿を続けて下さい。

そうすれば見えてくるものがあります。

メーカーも流通も小売もサービスも自分が伝えたい世界観の方向性が

なんとなく見えてきます。

迷走しまくってもかまいません。

やめるか、続けるか、変更するかはやってみてからその後、考えましょう。

 

 

【4.誰かモデルにしたい人を探してみましょう】

 

同業他社でも全然関係ない業種でも芸能人でも結構です。

できるだけ更新頻度が毎日の方が望ましいですが、

こんな世界観の発信をしたいという人を探してチェックしてみて下さい。

(通知機能あります。これも次回)

その後、「なぜこの人が好きなのか?」「投稿のどれが気になるのか?」が

毎日みているとおぼろげながら掴めてくると思います。

まあ、みてるだけでも楽しくなるはずです。

 

 

【5.仲間や友達と一緒にやるか、共有してみて下さい】

 

一番良いのは仲間や友達と一緒にはじめて批評しあう事です。

会社であればスタッフ同士やお客さまと。

 

飽き性の私がいまだ続けていられるのは友達とスタートして、

定期的にやり取りをしていたからです。

“いいね”も付け合います。

サボりが過ぎれば「どうしたー?」と声を掛け合います。

 

みていてくれる人がいるというのはそれだけで心強いものです。

あるいはそういったコミュニティーがあればいいですよね。

 

 

【最後に】

 

一応タイトルが「着物に〜」にしていますのでそれをベースにお話していますが

もちろんそれ以外の職種や個人の方でも活用できるかと思います。

 

例えば、

エクスマの藤村先生の一覧ページ。

 

藤村先生はマーケティングのコンサルタント

実際の商品そのものを販売しているわけはありません。

でも各地に出張された折や道すがらでみる興味が湧いたものなどを

写真で切り取って残されています。

これによって、藤村先生が綺麗な風景や特徴のある構造物が好きな人

なんだなというイメージが写真の一覧をみると伝わってきます。

なんとなくですが人物のイメージもわかるような気がします。

 

そしてもう一人、

宮島の旅館「錦水館」の武内さん。

 

写真を見て頂いたら分かるんですが、

旅館内部やお料理の写真とかありません。

宮島の風景をひたすらアップされています(超上手です)。

同じ場所でも角度を変えたり、朝夕晩であったり、季節の移り変わりであったり。

なんか宮島に撮影で行ってみたくなりますね。

商品そのものでなくその周辺にフォーカスをされた好例だと思います。

 

(あ、ちなみに先々月宿泊する機会がありましたのでお邪魔しましたが、

  超オススメです。特に女性。料理も最高でした。) 

 

 

とまあ今回もとりとめもなく書いてきましたが、

どれか一つでもお役に立ってインスタグラムをやってみようと思う方が

いらっしゃれば幸せです。

 

という「その2」でした。

次回は最終回、テクニック編です。

明日できるかなー?

 

ではでは。

 

 

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