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着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

案外、宝物は既に持っていたりするんじゃないかという説

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「新しいものづくりをしなければ生き残れないんです」

 

 

あるメーカーさんとお話をしていた時にしきりにおっしゃっていた言葉です。

 

今、我々着物の業界はご多聞にもれず、

メーカー、卸問屋、小売とも非常に厳しい状況に立たされているのが現実なのです。

(楽な業界なんて少ないかもしれませんが)

 

いわゆる着物離れと言われ続けてはや30年。

ずっと市場規模が右肩下がりに落ちている事やメーカーや流通も

先がまったく見えないというもあって不安を感じられるという事でした。

そんな中ちょっと何か今後のヒントを見つけられればと

ウチのお店を覗きに来て頂いたようです。

 

そのメーカーのはお名前は差し控えますが、

100年を超える社歴を持ち、

社員数もウチに比べると大分多く抱えていらっいますし

日本全国にお取引先もお持ちになっています。

それ故に危機感もひとしおという事なのでしょう、

冒頭の言葉が出た訳です。

 

うん。

 

分かります。

 

すごく分かりますとも。

 

会社の規模も対象のお客さまも全然違いますが

 

その不安、超共感します。

 

どうしていいか分からないから

解決策を外に求めてしまうんですよね。

私もそうです。

今でもまだまだ、そうかなー。

 

メーカーさんであれば

 

“画期的な” “あたらしい” “話題の” 新商品や新サービス。

 

流通であれば

 

“当たる” “斬新な” 販促物や “まだまだ知られていない” 商品やメーカー。

 

小売であれば

 

“ヒットする” “集客できる” 企画や販促品 

“利益率の高い” “他店にないオリジナルの” 商品

 

などを探す旅に社長や役員、担当者はあてもなくさまよい歩くのです。

それはさながら広大な砂漠で砂金を探すかのような不安感です。

 

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行動をしないよりは絶対に行動をした方が私はいいと思います。

 

でも、

 

どのようにアイデアを探すのか?

方向性をどうしたいのか?

協力者や優先順位はどうするのか?

 

などを同時に考えながらでないと徒労感を感じるだけで

なかなか目に見える成果を得られる事は難しいと考えます。

っていいながらウチの会社も似たようなものなのかもしれませんが(笑)

 

で、今日のタイトルにもしましたが要はコレですね。

有名な話のアレ。

 

「青い鳥」物語

 

 結構宝物って自分に近いところにないか考えてみるという事です。

 

例えば上記のメーカーさんは

創業から100年以上の歴史がありそこらの会社では持っていない

「ナニか」が発見される可能性は大です。

 

自社が持ってる

「古いもの」「つながり、関係性」「信頼度」「資料」「商品」

などなどいつもと違う角度で探してみるとバンバン出てきそう。

それを元にいろんなものと組み合わせる事が出来るかもしれません。

 

ここら辺が本当に素晴らしいのは

いつもお世話になっている奈良の中川政七商店さん。

 

中川政七商店公式通販サイト

 

もともと麻織物のメーカー卸さんでしたが

いろんな関係性を作りさまざまな人たちと協力して

既存の商品にアイデアをプラスして、

情報を整えてあたらしいアプローチの魅力ある商品を産み出されています。

 

また、卸だけではなくいわゆるSPA(製造小売)に

会社全体の方向性を修正されました。

 

そして今年300周年として日本各地で記念のイベントが執り行われています。

ものすごく華々しい。

見ていて眩しいすごい会社ですが、

 

最初に行われたのは自社内の活かせる部分や宝物探し。

いわゆるUSP(独自価値)探しだったようです。

 

どんな会社でも後に活かせる『強み』の部分があります。

仮に今は『弱み』であってもやり方や世情によって

それは『強み』に変わるかもしれません。

 

そして、

 

それをどう組み合わせるのか?

 

誰と一緒にやるのか?

 

これが重要な事なのかなと思いました。

とか書きながら自分ももっとやんなきゃって焦ってしまいますね。

 

あと、やはりというか

会社のHPやSNSの発信などが弱かったなあ……。

社長やスタッフさんの個人の発信などはほぼ皆無でした。

 

そちらにも力を入れられれば既存のお取引先さんや社員さん、

まだ見ぬ協力会社さんなどとコミュニケーションをとる事が

できるのになあ。

もったいないなあ。

 

自社や個人の発信と継続というものも

もしかすると最速でできる自社の資産の「宝物」化なのかもしれませんね。

 

ちなみに一番上の写真のアンティークの振袖は

商品の整理をしている中でさらに片付けを行なった際に

発見されたものです(笑)。

 

あなたの周りもよくよく探してみると

ちかくにこんな宝物がゴロゴロしているかもしれませんよ。

 

おわり

 

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