その価格の先にあるものとは
↑ これご存知でしょうか?
ここ一週間ほどニュースを賑わせました「ガソリン価格」です。
サボった分はガンガン書こうぜ!
本日2記事目です。
上記の写真は2015年11月25日に愛知県常滑市にある
『コストコ 中部空港店』に併設されている
コストコのガソリンスタンドの価格です。
(ちなみに同時期の私の近隣のガソリンスタンドは109円)
ニュースにも取り上げられる事がありましたのでご存知の方も多いかも。
これを見て私が最初に思ったことは、
消費税が別なんじゃないの?と。
だがしかし、後にツイッターなどの報告によるとれっきとした税込価格なんだそう。
やっっっっっす!!!!!!!!!
この周辺のガソリンスタンドの業者さんなどの書き込みなども見ましたが、
業者さんから見てもこの価格は異常な数値であるとの事。
しかもそれはこの日に限ったことではなく少し前からも話題になっていたようです。
日々、「今日は◯◯円でコストコでガソリンを入れた」などの
ツイートでつぶやくのが密かなブームになってるとかスゴすぎです。
その後に近隣地域のガソリンスタンドも対抗の為値下げをはじめ
さまざまな対策を打たれたようです。
さらにあまりの安さに噂で囁かれていた事が、
「混ぜ物でもしてるんじゃ………」という真相と
なんでこんなに安いかっていう理由がコストコ公式HPのコチラ。
かんたんにまとめますと、
①その場で現金での支払いによる給油ができない。
支払い方法は「コストコ提携のクレジットカード」または、
「店内でのみチャージができるプリペイドカード」のみ
②「当店販売のガソリン、軽油、灯油はJIS規格品」
という事で品質的には基準は満たしている
(純度の基準は最高レベルではないかも)
③そもそもコストコがガソリンスタンドを運営するにあたって、
利益を出さなくてもいいという事
あくまでクレジット、会員カードの新規獲得や店内への来場者増を
見込んだ販促の一環と推察される事
④コストコはもともと年会費4000円(法人カードは3500円)
を顧客から集めるビジネスモデルであるという事
と、こんな感じ。
アメリカのコストコでは町の中心街からそれなりに距離などがあったり
交通の利便性などが理由でこのケースが多いそうなのですが、
これって日本ではどうなんだろうなーと思いながら新幹線で出張から
帰ってきてチョット調べてみたらコレですよ。
となりまして、どうやらこちらのガソリンスタンド達は価格を約20円
引き上げられたようです。
これがいいのか悪いのか賛否両論が飛び交っています。
ツイッター上やまとめサイトなどでもいろんな考え方やさまざまな意見が。
コストコ側からすれば目的は『集客』ですしそこで給油する為には
いくつかハードルもあるしという考え方もあるかもしれませんし、
ガソリンスタンド側からすれば価格においてはどうしようもこうしようも
ない状態で相当な「差別化」「独自化」を図ったとしても限界が見える
わけです。
私が今日思ったのは自社や業界などでも似たようなケースって
あるんじゃないか?とふと思ったのですね。
( 着物店ですと例えば足袋が◯◯円(原価以下)や◯◯無料とか )
今回は規模の違いやインパクトの事もあってニュースになっていますが
振り返って考えてみると案外こういう話って自分自信に関係のない事では
ないのかもしれませんね。
できる限りお客様に商品やサービスの良さや価値の本質を伝える事、
その上で会社も利益を頂きスタッフや周りの環境にも還元できる
そんな形になればいいなと思います。
いずれにせよ自分には関係ないってバカに出来るような話ではないって事ですね。
私共も注意しましょう。
ハイ。オチなしです。
おわり
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