「ロバが旅に出たところで馬になって帰ってくるわけじゃねえ」

ちょっとグダグダなマジメな話。

私はブログを書く時基本的にはタイトルは一番最後につける派なのです。

理由は最初につけちゃうと書きながらあれやこれやと

タイトルに即したストーリーを考えながらになっちゃう事と

最終の着地点が初めから決まってしまって変更がききにくい

状況になりがちと思ってしまいます。

まああくまで私のケースですがね。

でも、本日は珍しくタイトルが最初に決まったパターンで

書いてみようかなと思いました。

なんとなく。

気まぐれで。

 で、今日のタイトルの話。

ロバが旅に出たところで

馬になって帰ってくるわけではない

If an ass goes a-travelling, he’ll not come home a horse.

ある映画から知って印象深かったので覚えていたのですが

この言葉は西洋の慣用句というかことわざでよく言われる事だそうで

その意図する意味というのは、

「人はそんなに簡単に変われない」 という意味で使われます。

今ちょっとWebで調べてみましたが結構この言葉やニュアンスって

よく使われるようでポロポロ出てきます。

有名なんですねこれ。

（この言葉上に出てくる「ロバ」というのは西洋で

　『のろま』とか『愚か者』の代名詞として使われたりするそうですが）

私もたまに　“旅”　という名の出張やセミナー、勉強会などで

あちこちに出かけます。

今年になって特に多くなりました。

様々なアプローチで自分の仕事の考え方や事例、

他人から見た自分や自社、自分のプライベートのとらえ方など。

いろんなタイプの考え方や経験を勉強しています。

自分で経験して思う部分もありますが、

いろんな場所に行ったり

様々な人に出会ったり

セミナーで勉強したり

いろいろな考え方や過去の実例に触れたり

するとですね

今までの自分とは違うような、

新しい考え方や行動ができるようになったような、なれるような

そんな気がしてくる事があります。

勉強した直後はアッパーな感じになりますし、

ちょっと実践してみようと思っても現実に打ちのめされて

見事にヘコんで「やっぱり自分はダメだ」と思ってみたり。

その後、実際に気づくんです。

「現実は違う」

「自分の本質は変わっていない」

変わらないんですよ。

ちょっと勉強したり旅に出たくらいで

自分が変わるわけないんです。

一番やってはいけない事は自分は変わったと思って、

現実とそのギャップに悲観したり

「自分はそうあるべき。そうでなければいけない。」

と決めつけてしまう事と思います。

自分は自分。

変わる部分は自分自身のすべてではなく、

自分の受け止め方、捉え方、

考え方のアプローチ

それのみで、

自分の性格や周りの環境や人間関係は変わらないという事ですね。

もちろん「教えてもらう相手」にもよる部分は大きいのでしょうが。

どのような勉強もそうなのですが結果を出すために最も大事な事は

勉強した事をしっかりと

継続して実践をやり続ける

これのみだと思っています。

やっているとわかるんですが様々な障害があります。

 たとえば自分に近いところ（近親者など）での批判や、

仕事、友人関係などのご意見、

なによりも自分自身の「いいわけ」が大きい。

人のせいや傷ついたりしてる場合ではないのです。

本当にやりたい事があるならばね。

自分は自分。です。

なんて事を書いてますが、

私も常に継続する事を阻む危機が日々ありまくりで

毎日ヘコんだり調子に乗ったりの繰り返しです。

でもなんとか自分なりに続けていこうとぬるーく考えています。

あんまり深く考えすぎないほうがいいのかもしれませんね。

今日はそんな事をちょっと伝えたい相手が頭に浮かんだので

その人に届けばいいなと思いながら。

ね？

ほら、先にタイトルを決めてしまうとこのように着地点が

見えなくて迷走するオチになってしまうのですよ。

えっと、

さちあれー。

終了。

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