着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

四季をタノシム。楽しむ。愉しむ。

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みなさまこんばんは。

オオツカです。

 

日本の魅力の一つに「四季」があります。

これは日本にしかないかといえば実はそんな事はなく、

他の国々でも期間など違いはあれ実は存在する国は世界にはたくさんあります。

ただこれだけ季節の違いがはっきりと違いが分かるのは珍しいのかもしれません。

 

日本人の国民性ということもあるのでしょうが、

約3ヶ月毎の季節の移り変わりを大事に考えたり

それぞれの季節のいいところや悪いところを風情として楽しんだり

不便に思うところはみんなで共有したりと感じる感性は

日本独自のものかもしれません。

 

 日本の食文化については特にこの四季を強く感じる部分であり、

その季節にだけ取れるものや特に美味しい食材を「旬」のものとして

美味しく味わう習慣がありますよね。

 

先日兵庫県の魅力を無理やりお伝えしましたが、

(繰り返しますがオオツカは姫路にいます)

 

 

私がおります身近であります瀬戸内海のこの地域において、

この秋から冬にかけて「旬」のシーズンになるものがあります。

その一つが、

 

牡 蠣( か き ) です。

 

カキ (貝) - Wikipedia

 

 

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兵庫県の姫路に隣接します(車で20〜30分)

たつの市室津」や赤穂市「坂越」といわれるエリアでは

牡蠣の養殖が盛んで ブランド牡蠣として全国的に有名です。

 

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身も大きく、熱を加えても縮みにくく甘みがあるのが特徴ですが

なによりも他と違うのが生育から出荷までが約1年という短期間という部分です。

「一年かき」と呼ばれています。

(広島や三陸の牡蠣は通常2〜3年の生育期間が普通のようです。)

 

 

ふう。ごちそうさまでした。

60分食べ放題ランチが気軽にできてしまう初冬の瀬戸内海。

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と、このようにそれぞれの季節をの移り変わりを楽しむって

自画自賛になりますが日本という国って本当に素敵だと思います。

 

ちなみに着物にも季節感というものは重要で、

コーディネートには気を使うところではあります。

ここら辺の説明が私ど下手くそなのでわかりやすく簡単に説明している

サイトを2つほどご紹介。

 

とまあ、

普段着に関してはあまりにガヤガヤと

口うるさくいう事もないとは思うのですが

あまりに季節と外れた柄(例えば冬に紫陽花柄など)や素材感のものは

注意された方がいいかもしれませんね。

 

ただ、昔と違ってたくさんの枚数を持って季節ごとの着こなしを

するという事はなかなか難しい時代だと思います。

最近の着物業界では最初っから季節感のない着物というのも

だいぶ多くなりましたし、

洋花など日本の四季にあまりとらわれないもの(バラなど)を

使われるケースもよく見受けられます。

 

時代によって着物もコーディネートも変わっていくものとは思いますが、

あえて季節感を意識した合わせ方なども粋でよろしいんじゃないでしょうか?

例えばそういう目線でご自宅やご実家の着物タンスをもう一度覗かれてみたり

当店のようなお店、リサイクル、小物屋さんを回られてみても楽しいかも

しれませんね。

 

これからどんどんと寒くなっていきますが、

その分、小物を含めた着物の組み合わせを楽しめるシーズンに入って参ります。

 

今年のお正月などはたまにはお着物を着てお出かけなどしてみませんか?

 

って、お前が着ろよ!と毎度突っ込まれそうですが。

 

ええ。無論着ますよ。

 

 

さあ、冬を楽しみましょう!

(次はカニだな……)

 

本日も最後までお読み頂きまして誠にありがとうございます。

 

 

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