着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

いやー。料理って本当にいいものですよね。

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みなさまこんばんは。

オオツカです。

 

お料理好きですか?

 

私は一人暮らしをしている時から大好きで、

時間とヒマが許すのであれば率先してやりたいタチなんです。

いろんな食材と調味料との組み合わせで様々なものが作れてしまう。

しかも自分の好きにコントロール出来る。

いいですねえ。

超、刻みたい。

 

「あー、失敗。こうしとけばよかったなー。」

 

「これ、このアレンジの方が好みだなー。」

 

「よし!確実に美味しい!!覚えておこう!」

 

 

というような自問自答を夜な夜な毎回繰り広げている訳なのです。

 

そんな中、私が料理を作る際(全てではありませんが)、

毎回お世話になっているのがみなさまご存知のコチラ。

 

「クックパッド」です。

 

クックパッド - Wikipedia

 

設立から10数年でこのジャンルにおいてはNO.1の知名度はもちろんの事、

月間利用者は5000万ユーザー、

200万件を超えるレシピが投稿されている

家庭で料理をする人間にとっては必要不可欠とも言える

コミュニティ型料理レシピサイトです。

(登録無料、有料会員制度あり)

 

ご利用になられた方はご存知だと思いますが、

掲載されているレシピのほぼ全ては「個人」からの投稿です。

もちろん企業やプロの料理人さんのレシピもありますが、

普通の家庭のキッチン環境と手に入りやすい食材・調味料で作れる料理が大半です。

 

下ごしらえの仕方から肉、魚の下処理、ドレッシングの合わせ方、

食材の保存方法など料理の前段階とされる部分もしっかり完備。

 

手順に従って写真で解説と気をつけるポイントやコツ、

盛り付け例などに至るまで自分のレシピを自分で作成して投稿をします。

そして、そのレシピを作った人達がさらにフィードバックを行う

「つくれぽ」なるものも同時に投稿できそのレシピの人気度や

バリエーションを知ることができます。

 

このクックパッド、今ではスマホアプリでも大人気で

逆にスーパーに買い物に行って食材を見てから何を作るか検索も

できる為自分の知っている料理以外のものでも挑戦をしやすく、

失敗のリスクも少なくなる一昔前では考えられないシステムが

今では当たり前となっている事例の一つだと思います。

 

私が子供の時などは「料理」というものは覚え方は2種類でした。

 

 

「近親者に直接教えてもらって日々実践する」

 

または

 

「自分で何度も失敗しながら体で覚える」 

 

 

そして、その家や地方の味や名物料理を『覚え』『伝承する』

これが当たり前のことでした。

でも今は関西で長年暮らしている私が

九州のお雑煮も、北海道の家庭料理も、欧州の伝統料理も

調べて作ることが出来る。

完全に再現など出来ていないかもしれませんが、

現地に赴いて実際に体験をしないでも作れてしまう。

少なくとも“やってみよう”とそのきっかけになる。

 

それがクックパッドです。

おもしろいですね。

 

ちなみにご存知でしょうか?

 

今から約5年前に会員数7000万人、抜群の知名度を誇る楽天市場

楽天レシピ」を立ち上げ、

おそらく数年以内にクックパッドと同規模、またはそれ以上のシェアに

なる事は確実ではないかと言われていた事を。

 

では、現在どうなっているのでしょうか?

過去記事ですが、ご興味あれば読んでみてください。

 

なぜ、こうなったか?

なぜ、クックパッドを利用するのか?

 

上記記事から簡単にまとめますと、

 

・お金ではなく自分の発信が誰かの為になっている

 また自分が作ったり提供するものは「料理」だけではないという考え

 つまりコミュニケーションが最大のモチベーション

 

・ずーっと「継続」してきた事によるSEOの強み

 過去の積み上げが現在の財産と成っている事

 

過剰にクックパッドを持ち上げるつもりもありませんが、

この会社が提供し続けたものは料理そのもののレシピのアーカイブではなく

 

料理をする事によってその先の楽しさ、

人とのコミュニケーションや楽しさのイメージしたり体験出来る

そういう部分に価値を見出しているのではないかと思っています。

そこには金銭的なメリットや自分の手間や見栄などはあまり関係ないと。

 

この部分は私は純粋にスゴイと思っています。

私は着物屋ですが、非常に参考になります。

比べるまくもありませんが我々はもっと磨きを掛けなければ。

 

ちなみに、この会社東証1部に上場していますので

その会社内容などが数字で見る事が出来るのですが、

内容がスゴイ。

 

そりゃあそうなんですが、

商品の原価率がすさまじく低い。

粗利益率が90%以上(昨年は違いますが)と非常に高く

売上規模からすると恐るべき利益率です。

 

でも、その反面常に

「あたらしいこと」「面白いこと」「ワクワクすること」を

考え続け提案をし続けながらユーザーとの関係性を維持、発展をさせていく。

そうし続けていかなければいけない事は大変なプレッシャーだとは

思いますがクックパッドの『独自性』は今後も更新し続けていくんでしょうね。

 

それを見るのも楽しみ。

 

さて、久しぶりに何か作りたくなりましたよ。

 

あなたも今晩いかがですか?

 

本日も最後までお読み頂きまして誠にありがとうございます。