着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

声を大にして言いたい。 「  好  き  だ   」

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みなさまこんばんは。

オオツカです。

 

表題の通りです。

 

声を大にして申し上げたい。

 

わたしは、

 

肉が好きだーーーーーーー!!!!!!!

 

うおおおおおおおおおおおおお!!!!!

 

 

ふー。

 

おちつけと。ふーは。ふーは。

 

最近は『熟成肉』が流行りですね。

特に、牛肉がね。

 

売り文句が『 熟 成 』のお店の実に多い事。

普通ですね、こういうのって普通に肉も魚も

採れたて、おろしたての方が新鮮で美味しいのではと

思ってしまうものなのですが日本国内でもどうやら

モノによっての処理の仕方や保存方法によってお肉が熟成される事で

本来の旨味に香りコクがうまれ、さらに美味しいと感じるのだとか。

 

欧米ではその考えや技法は広く一般的に知られていましたが、

(もちろん日本でもあったのでしょうが知られる機会がなかったかで)

一昨年辺りから日本でも注目され、話題となり人気となりました。

 

腐る前が一番美味しいというアレ。

 

 

 簡単にいうと生肉にしてから調理するまでに

時間を置く事(もちろんそれに適した環境)でお肉の中の酵素

タンパク質を分解して、旨味を感じるアミノ酸に変化をするという事。

 

これが熟成(エイジング)の基本的な仕組みだそうな。

つまり美味しくなると。

 

しかしながら、メリットもあればデメリットもあるわけで、

余分な水分を飛ばし外側はカビなどの微生物がつくわけですので

調理前にその部分などを削ぎ落とします。

ですので元々の質量から15〜30%目減りしてしまう事になります。

 

これだけ聞くと “もったいなくね?” というふうに思ってしまう

わけですが、それを上回るメリットがあるからわざわざ

時間やコストをかけておこなっているわけなのでしょう。

 

昨今では海外からの熟成肉高級ステーキ店の開店や、

松屋やチェーン系のレストラン、居酒屋など様々な場所で見るようになりました。

えー?こんなとこで?そんな価格で?というところまで。 

 

いつも読ませて頂いているコチラのサイトの昨年の記事から。

 

現状それに近い事になっていますね。

とりあえず数日冷蔵庫で時間を置いておけば「熟成肉」になるだろう。

規定などもとくにありませんから自称でも良いわけですよね。

一般のお客様からすればいつもより少し違う味がするなあ程度でも、

普段1000円で食べていたお肉を1800円出しても良いと雰囲気で思えてしまう。

「なんか話題だし、最近よく見るし、せっかくだし」なんて。

 

そして、流行りが終わると本物も偽物も徐々に姿を消していくわけなのです。

 

 これを我々で考えていくと、日々お店を良くしていきたい。

その為に勉強して、実践をどんどんしていこう!

 

と思うわけなのですがどうしても本来の目的を忘れれるようになりがちな気がします。

毎日忙しいわけですし、色々とやる事ややらなければいけない事などいっぱい。

目先の事にとらわれすぎてしまって、

時折なにが目的かを忘れてしまうという事もしばしばあります。

 

でも、本来の熟成肉の目的は『美味しくする』事であるように

私やお店のスタッフが勉強をする目的は自分たちが楽しく仕事をして、

様々なサービスや商品や環境を提供して

その結果、お客様に楽しみながら継続してお買い物をして頂く環境を作る事

であると思うのです。

 

 私は本日からまた新たな勉強がスタートします。

それがはたして正解かどうかはわかりません。

でも、なんちゃってとか流行りに乗った方向ではないと確信はしています。

 

本当に今必要な事かどうかは勉強をしたこの後に

実際実践をする事で分かることなのかなと思っています。

自分自身がもっと熟成したいなと。

でもその理由と目的だけははっきりさせておきたいですね。

この辺りの報告はまたいずれできればと思っております。

 

いずれにせよ幼少の頃に、

 

「なおとくんはどんな食べ物が好きー? 

        ケーキ? オムライスー?」

 

 と問われ、シークタイムゼロで

 

『肉』

 

とガチで答える人間でしたので

私もいろんな毒や微生物や刺激などを受けて

美味しくなるように頑張ってまいりますね。

 

あとやっぱりスペックよりも、

シズルですよシズル。

マジマジ。

 

 すでに何回もご紹介してますが、

こういう感じにね。

 

問答無用に感じとられるほどに。

 

 いやー、『  好  き  だ  』わー。

 

とりとめもないですがこのあたりで。

本日も頑張りましょう。 

 

最後までお読み頂きまして誠に有難うございました。