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兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

逆に考えるんだ「あげちゃってもいいさ」と考えるんだ

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みなさまこんばんは。

オオツカです。

 

先日、ふらっと寄ったドラッグストアで

珍しく肩がこって来ているので何かないかという旨を

薬店のチャラそうな店員さんに聞くと、

「これとか……、これとか、すげえアツいっす!!

         (多分すごいという意味なのでしょう)」

 

たまたま目に入った「せんねん灸」を手にとって、

これは?と聞くと「激アツです」と。

へえ、上等。昔やった事があるんだよね。

いいじゃない、と購入。

 

使用してみますと、

 

あづづづづづづづづづづだだだだだだだ

 

複数箇所やってみましたが何点か低温やけど的な感じに。

あれー?こんなきつかったっけー?

せんねん灸って………。

パッケージを改めて確認しますと「にんにく灸・近江」

 

せんねん灸ホームページ | 火を使うお灸 オフシリーズ

 

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うん。なるほどね。

たしかに、

 

激 ア ツ で す 。

           (個人差ありますので誤解なきように)

 

同様の商品の別種類を使用している

友人にこの種類の事をツッコまれて笑ってしまった事を思い出した

そんな秋の夜ですがみなさまいかがお過ごしでしょうか?

 

アホな事をやってるなあと。

 

で、ふと思い出しました。

 

1987年から連載がスタートし、 

第一部から現在は第八部まで続きコミックスは114巻まで既刊。

現在も連載中である伝説的漫画『JOJOジョジョ)の奇妙な冒険』。

大変個性的で魅力的なキャラクターや行動力、

それはそれは「深い言葉やセリフの言い回し」が

今も昔も大変人気の作品です。 

 

その数々のエピソードの中でも第一部の中のワンシーンを。

たしか3巻。

 

主人公のジョナサン・ジョースターはある敵と戦っていました。

彼の武器は特殊な呼吸をする事で生み出される

神秘のパワー『波紋』と呼ばれる超能力的な戦闘技術。

つまり呼吸できない状況だと力が使えません。

 

そんな戦いの中、水中に敵とともに落ちてしまいます。

若干敵の方が水面に近い位置関係の水中の中、

一呼吸でも空気が欲しい状態。

なんとしてでも一刻も早く水中から脱出して空気を取り込みたい。

でも、そう簡単にはさせてくれそうにありません。

考えている間にどんどん息は苦しくなってくるばかり。

残された時間はほとんどありません。

 

で、彼がとった行動は、

 

「さらに水中に潜った」

 

その時のジョジョの回想シーンで超有名なシーンが一コマであります。

 

子供の頃、当時の愛犬ダニーと遊んでいる際、

自分のおもちゃの銃を彼に咥えて取られてしまいます。

どんなに放そうとしてもダニーは力を入れ首を振って

取り返す事が出来ません。

おそらく何度も挑戦したけれど咥えたまま逃げられたり

返してくれなかったのでしょう。

そこで、ジョジョは父に相談します。

 

そこで父、ジョージ・ジョナサンが一言。

 

「なにジョジョ

 ダニーがおもちゃの鉄砲をくわえてはなさない?

 ジョジョ、それは無理矢理引き離そうとするからだよ」

 

「逆に考えるんだ『あげちゃってもいいさ』と考えるんだ」

 

これ一コマで回想。

 

で、ジョジョは残された時間を使って水中に潜り続けます。

 

逆に考えた結果、

その土地が石炭がたくさん取れる場所で過去に地盤沈下があったという事、

水没した岩の隙間に空気が残っていると仮説を立てて、

水底の岩を持ち上げそこにあった空気で呼吸をする事が出来ました。

これにより『波紋』の能力を再び使う事ができるようになった上、

水はその能力を通しやすい特性により一撃で勝負を決める事が出来ました。

 

まさにピンチをチャンスに変えたという場面でした。

 

子供の頃これを読んだ時はジョジョあったまいいなー。

よ!英国紳士!!

とか思っていましたが今思い直すとすごいエピソードだなと思うのです。

(あくまで漫画内の話ですが)

 

 今現状起こっているマイナスな事はどれだけ悩んでも

悩むだけでは状況は決して変わりません。

変えられるのは、

 

その事象に対しての自分の『捉え方』と『どう行動するか』

 

というところでしょうか?

 

他人のせいにしても他人の性格や行動を変えようとしても

なかなかムズカしい。

どうしても変えられないような事象もある。

 

変えられるのは自分という事。ですかねー。

 

なんとなく頷いてしまったおまとめサイトのご紹介。

 

まあ、しかしいろんなところで勉強になるものです。

 

我々着物業界も自分自身から見方や考え方、行動も

改めるところは改める必要がいよいよのところまできているのかもしれません。

 

と、

 

長々と書いていますが何が言いたいかと。

 

今回の私の気づきとしましては、

 

お灸は自身の体にあったものを

用法、用量を正しく守り使用しましょう

 

 あと、

今回の事で皮膚の薄い部分や分厚い部分など、

ツボの効用によって強力なものや優しいものと使い分けをする事で

有効に活用できれば結構使えるなと認識できた事。

 

そして、

 

あれ?お灸良くね?

 

としっかり自分がイメージして活用してみようかと考えられた事でしょうか?

 

まあ、歳もとってきまして今までよりもさらに

体のケアには気遣っていかなければと再認識出来ました。

 

まとまっていない気がしますが、

本日、言いたい事はそんな事です。

 

最後までお読みいただきまして誠に有難うございました。