着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

私は◯◯したいのだ。

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みなさまこんばんは。

オオツカでございます。

 

新しくなったMacBookが快調です。

持ち運びが多いので「Air」にしていますが、

いま少し友達と「Pro」の話をすると欲しくなる。

それがAppleのパソコンなのでしょうか。

(パソコンの機種の名前です。念のため)

 

またかよって?

そう。まさかのMac編最終回なのです。

 

私が初めてMacを所有したのが一昨年の秋。

購入のきっかけは職場で使っていたWINDOWSのPCが

召されてしまった事でした。

ハードディスクの熱暴走が多くなり、ファンも故障するというとどめ。

OSもXPのサポートが完全に終了し7や8もアレとかこれとかなんかややこしくて

困っておりました。

 

んー。どうしよう。

使い慣れたWINDOWSにするべきか思い切って違うものを導入するか。

 

デスクトップに拘らずラップトップでも十分かと思っていた事

持ち運びも出来て軽く、バッテリーの持ちがあるものが欲しかった事

iPhone,iPadを持っておりMacに対して以前より違和感を感じなかった事

画像や動画、処理が重いソフトなど使わないと割り切っていた事

 

などがありMacBook Airの購入に踏み切ったわけです。

 

すると使ってみて初めてわかる様々な感動が!!

書くと長くなるので私がほおおと思った部分だけ。

 

1、SSD          すげー!はえー!静かー!

2、トラックパッド     えー!直感的ー!こんなことまでー!

3、キーボード       キータッチいいー!バックライトシャレおつー!

4、デザイン        閉じたときカッコイー!アルミボディー!

5、クラムシェル      大画面でもー!デスクトップみたいー!

6、アプリ、ソフトウェア    各機器の連携すげー!また便利になったー!

 

と一切の注釈なく書いてしまいました。

どんなものか知らなければ調べてみてね。

赤の部分が特にびっくりポイントでしたよ。

 

正直ブランド好きなおしゃれなApple社大好きなファンの方が、

高い値段を出して売り上げに貢献しているものだとばかり思っていましたので

(本当に失礼しました)本当にびっくりな使い勝手と便利さのパソコンでした。

 

純粋にパソコンのスペックだけを見て費用対効果を額面上だけでみると

価格が安いWINDOWS機の方が上という機種は山ほど出てきます。

見た目もカッコいいものも増えてきました。

バッテリーの持ちや画面の綺麗さなど正直Macよりも上の物も存在します。

 

で、私は新調したばかりですがおそらく次にパソコンを購入しようと考えた場合

よほどのことがない限り真っ先にAppleのPCを考えると思います。

(あくまで私個人の感想です)

 

理由としましては非常に「エクスマ」的なものなのですが、

私のパソコンというものへの見方、考え方が変わりました。

 

『効率的に快適に仕事を行う為の機械を使って仕事をする』というものから

 

『触ること自体が楽しいと感じるモノを使って仕事をする』に。

 

今まで使っていたパソコンの不満や不便、不快などのこと細かい点が

解決されておりストレスレスで使用することができています。

 

私の場合毎日のブログ書くという事も正直Macでなければストレスが

出ていてネタが思い浮かばない、文章を書くことに飽きたという事以上に

更新がストップする原因の一つとなっていたと思います。

 

エクスマの藤村先生のブログ記事の一つの中にこのような

文章が出てきます。

1:お客さまはあなたの商品は欲しくない
2:○○、したいのだ
3:それによって、□□な体験や△△な生活を手に入れたいのだ

 

これを上記の私とMacを照らし合わせてみると、

 

1、私はスペックの高い、価格の安いパソコンは欲しくない

2、快適な仕事や作業をしたいのだ

3、それによってより「クリエイティブな仕事、体験」や

  「人と思い出や繋がりをより感じる生活」を手に入れたいのだ

 

になります。

(くれぐれも私個人の感想なので必要以上のツッコミはご勘弁頂ければ)

 

Apple社のCMは “商品そのものの投資に対して見返りがこれだけあります”

という内容のものよりも、

 

“今の生活の中に取り入れるとこのようにあなたのライフスタイルが変わります”

 

“これを使って大事な人に大切な体験を贈ろう”

 

というような提案を感じるものが多いとおもいます。

 

これは我々着物業界でも言えることなのですが、

 

「日本の伝統的な民族衣装」

「希少な技術者や生産者に希少な素材、商品のスペックの高さ」

「非常に高価な商品からの大胆な値引き、サービス」

「日本人は着物が一番美しいというテンプレートなご意見」

 

もちろん大切な事ではあるのです。が、

こればかりを押していてお客様も業界も煮詰まっているという事も

事実の一つなわけで

 

これからの時代に大事なことは、

 

着物を着ることで

 

どのような体験や生活ができるのか?

 

どのような思い出やコミュニケーションができるのか?

 

を「今の時代にあったご提案」を「できるだけわかりやすく」し

それを「届けたい人に情報を届け」、「コミュニケーションを取り続ける」

事なのではないかなあと考える訳です。

 

その為には勉強がもうそれはそれは足りませんので、

まずは友達のMac購入を上記に当てはめてオススメをして

勉強してみようと思うわけなのです。

 

いつか来る自分のMacBook Pro購入のために。

思いをお客様に届けるために(キリ!!)

 

そう。大塚呉服店ならね。

 

本日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。