着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

「いけ! ゴールド・エクスペリエンス!」 

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おはようございます。オオツカです。

 

本日はこのあと夢の飲食店バイトに入ります。

といっても妹夫婦のやっているうどん店なのですが。

 

そもそものきっかけは

予定していたバイトの人がことごとく都合悪くなり

ネコの手でも借りたい時に先日の私のブログを読んだらしく

手伝って欲しいとの事。

おいしいうどんを作ったりは出来ないのですが、

飲食裏方は多少の経験はありますので猫よりは

役立てるのではないかと思うのですが。

でもすごく久しぶり。

 

私はある一定以上の水準の技術を持ち、維持し続けている

技術職の方に強い憧れとリスペクトをもっています。

例えば料理人や建築やデザイナー職の方など創造性の高いお仕事。

 

例えばどの部分に憧れるかというと、

こういうところ。

 

・現在の技術を確立するまでに長い時間をかけ様々な下積みや経験を繰り返して

 その後も一生勉強を続けながら自らのスキルに磨きを掛け続けるその姿勢。

 

・「0(ゼロ)」の状態から今までに無かったアイデアを生み出す、

  または、過去にあった様々なアイデアから取捨選択を行い

  自己で編集して「 1 」を生み出す力。

 

・自分のスタイルに自信を持ち仕事を完遂する事を貫く、

 人にいろんな意見や批判をもらってもぶれない。

 (ただしお客さまの要望には柔軟に変化をつけさせる事が出来る)

 

急に話はそれますが、

私はTVゲームもいける口でしてさまざまなジャンルのものを

楽しんでおりました。(最近は全く遊べていませんが)

 

その中でも特に好みだったのが

RPGロールプレイングゲーム』といわれるジャンル。

設定された世界観とルールの中で主人公をすこしづつ成長させて

目的を達成する長編ゲームです。

 

有名なものとしては

ドラゴンクエスト」シリーズや「ファイナルファンタジー」シリーズなどで、

 

【スライムがあらわれた】

【◯◯のダメージをあたえた】

【スライムを倒した ◯◯の経験値をかくとく】

【レベルアップした ちからが2あがった すばやさが……】

 

というアレです。

 

主人公グループが戦闘に勝利するとレベルアップして

自分の能力がアップしたり魔法などの技術を覚えていくのですが

基本的にはシステムで決まっている能力アップとなっており

自分ではコントロール出来にくいものなのです。

 

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そんな中、「女神転生」シリーズというゲームがあり

いくつか他のシリーズ物と異なる独自システムが 存在します。

その中の一つが、

「自分の能力値を自分で割り振る事が出来る」

というもの。

 

能力は

「力」=攻撃力

「魔」=魔法のつよさ、容量

「体」=HP、体力

「早」=戦闘時の順番、攻撃の命中率、回避

「運」=いい事悪い事の起こる確率

 

これをゲーム開始から自分で振り分けます。

レベルアップする度にどれを伸ばすかの選択もします。

 

ですので育てる人のプレイスタイルや成長の方針によって主人公の

能力、得手不得手が大きく変わってくる事になります。

 

「めちゃくちゃ攻撃力が強いけど攻撃が全然当たらない」とか

「バカみたいに体力あるけど攻撃、魔力が超弱い」とか

「すべての能力値がまんべんなく育ててある」とか

人によってそれぞれ。

 

平均的に育てるには時間がかかりすぎるし、

なにか一つに力を入れすぎてしまうと致命的な欠点・弱点がついて来る。

 (それを個性ともいいますが)

 

で、私が尊敬する技術職の方達はこのバランスを実に

うまくとっておられます。

 

力をその仕事の単純な「技術力」、

魔力が「 技術の表現力、発信力」

体力が「忍耐力、資金力」

早さが「行動力、人脈」

運が単純に「運」

 

 と考えてみると分かりやすいかもしれません。

 

優先して伸ばしていく部分を自分で見極めて決定し

強くする部分で「個性」を出して、弱すぎる部分を作らず

優先順位に沿って早めに次のレベルに到達するように努力する。

全部の能力が上がればいいのですが

全てを平均的に成長させるという人は時間もかかりすぎるし

その他大勢に埋もれてしまう事になりかねませんね。

 

しかしながら上記の能力値に当てはまらないものがあります。

 

それが「継続」する能力です。

 

「自分はこうありたい」という夢を見ながら技術を磨き続けて

さまざまな行動を起こしたり努力をしたりします。

でも、いろんな現実や事情によってその大半は断念せざるを

得なくなってしまいます。

 

それでも歯を食いしばって周囲の反対を押し切って

やりたい事も我慢しながら継続し続け、それを維持・発展出来る人

がやっとたてるステージが「クリエイター」や「職人」なのです。

 

 (もちろんそれを挫折したとしてもそれまでの経験は必ず今後に

  生きるものと私は信じていますが。そこは人によりますか。)

 

私には出来ないなあ。

マジ、リスペクト。

 

根性なしで飽き症の私は違う路線で

人生攻めていく事にしましょう。

  

 支離滅裂になってきたのでこの辺りにしたいと思うのですが、

そんな現場に今日は勉強をさせてもらいにいってきます。

 

楽しみだけどちょっと緊張しますな。

 

それではみなさま良い日曜日を。

 

本日も最後まで読んで頂きましてありがとうございます。