着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

個性的であるってことはスゴい大事 ファイナル

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ラッキーヱビスって知ってるかい? → エビスビールの秘密

(この話はまた別の折に)

 

おはようございます。今日は日曜日ですね。

私、まああんまり関係ないですけど。

昨日のマルヒロオープン後とかその辺りの話。

覚えてるうちに書いておきたい、いい話。

 

その前に前回、前々回のブログに登場していないんですが、

一度会いたいと思っていた東京はじめ全国でやってる

オシャレ金太郎飴のボス(つーか◯◯ブブレ)も来られてて、

いろんなお話をさせてもらう事が出来ました。

マルヒロ→温泉→焼肉のコンボなど非常に楽しかったんです。

調子のって失礼しまくりでスイマせんでした。大変勉強になりました。

本当また是非お願いします。おもしろかったー。

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で、その翌日にオープン準備に立ち会いたいと志願しまして、

ちょっとだけお手伝い後みんなとまったり朝ご飯タイム。

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HASAMIのスープマグでギーネーのシルミソをドリンクします。ウマし。

なんとかオープン前の準備も無事終わり、時間前からお祝いやお客さまが

わんさか来られてもう早速店内わっさわさ。

 

お花も山ほど届いてて、こんなん。愛されてるねー。

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こんなのまで。あ、プリンです。

 

で、あまり長居しても邪魔なだけなんで早めに帰ろうかとも思いましたが、

4/4と5日の2日間において波佐見焼の「窯元」を一般公開する

 桜陶祭(おうとうさい)が開かれているとの事。

 

ほう、それはいかねばと思い駆け足で行ってきました。

人口1万5千人ほどの町で窯元が集中する中尾山エリアは

町の中心からさらに山の奥の奥。

昨日までの豪雨が嘘のようで澄んだ空気がとても心地いい。

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こんな感じで約20軒の窯元が集中しています。

先ほどのマルヒロの商品の多くもここから作られます。

 

 普段は一般の人は窯の中を見る機会なんてないので、

こちらもまたすごい人。わっさわさ。

写真取り忘れ……。

 

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 さすが山の中坂がすごい急。

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なんかすごお。

 

などなど時間の制限上4,5軒の窯元しか見れなかったんですが、

なんかすごかったのはどの窯にお邪魔しても、昨日のこれ ↓

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が置いてあって紹介してくれていたんです。

中にはマルヒロさんと取引のない窯元もあったのに。

更にレセプションの日は地元長崎のテレビ局が生放送で

お昼の番組に紹介された事もあり、

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みんなこの人知ってました。見てるんだね。

マルヒロチラシ裏のイラストと激似のデザイナー関氏。

 

そんな中、窯を見せてくれるだけではなくて

マルヒロの店舗リニューアルに関わったという我々に気付いた

窯元の社長さんが、「ちょっと寄ってけ」と自宅にご案内頂く事に。

窯開きどころか ”自宅開き”。

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ボク部外者なんですけど…。

着物屋やってますっていうと、「次、匡平は着物となんかすんのか!」とか

いやいやいや。

まあ、やっておもしろそうなら是非やるけどね。

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昼間っから「宴だー」ルフィー状態。

鍋島おいしいです。

わらわらと他の窯元の社長さんや関係者の方が来られて、

今回のお店についていろいろと聞かれます。

 

すごく印象的だったのはあれだけ振り切ったお店を作ったし、

死生地とはいえ床材として使う訳なので文句の一つも出るかと思っていたら、

 

「今の時代アレぐらいやってちょうどいい刺激になる」とか

「陶器をただ作って、ただ販売するだけじゃダメ」とか

「 マルヒロがもっともっと尖って頑張って欲しい応援している」とか

「俺の想像を少し超えたお店だった」←(アンタすげーわ笑)

 

概ねみなさん好意的というかむしろ協力的。それにすごく前向き。

 

商品や製品というものは必ず販売をする人と作る人がいる訳ですが、

不景気になればなるほど商品そのもののスペックや価格においての差別化や

競争化が激しくなってきます。

それは、環境が悪くなれば悪くなるほど「販売をする人」は「作る人」

の事を忘れて自分の利益の事しか考えられなくなるからです。

 

もちろん我が呉服業界も顕著ですし(お恥ずかしながらウチも)、

私が知っている焼き物の世界もそうだと思っていました。

 

この日の体験はそれとはちょっと違う感覚を感じたんです。

 

地元産業をもっと盛り上げる為に

作り手売り手みんなで協力をしてもっと生活が豊かになるような

一緒に物づくりを行なって「いろんな事」をお客さまに伝えるように。

それをみんなで協力してもっともっと頑張ろう!と一丸になっている

そんな姿を見る事が出来ました。すごいよみなさん。

 

でもそういう形に出来たのはコンサルに入られた中川社長はじめ

マルヒロのスタッフ、それをサポートする周りが

努力し尽力されている事が大きいとは思いますが、

最大の要因は馬場匡平氏のキャラクターと頑張りなんだなーと感じました。

超愛されてますわ。彼。 

 

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これですが。(笑) 2回目       (注:20代です)

 

私も業界の為にがんばります。すごいいい刺激受けました。

 

ただ、一つだけ残念な事があったんですが、

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 この日窯元社長の奥さんが作ってくれた「薄切り牛肉のレモンステーキ」が

超美味しくて、レシピを聞いたらダメっていわれた事。残念。

検証踏まえて久しぶりに料理レポするかなー。

 

九州楽しかったー。

またいきます。

 

本日も最後まで見て頂いてありがとうございます。