着物屋をやっています

兵庫県の着物屋 有限会社みさ和の2代目がつらつらと商いに関係ある事ない事書いています

私はホームセンターが大好きだー。という話。

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みなさん!お住まいの近くに『ホームセンター』はありますか?

 

好きですかー?

 

私、大好きです。

 

えもいわれぬワクワク感を感じるその背景に準備されたエンターテイメント性。

無駄にでかいゴミ箱や事務用品、日用品、電化製品や薬や工具、金属木材、

ペットや植物。あるいはアート品や各種素材までなんか見つかりそうな空間。

店頭の屋台や自宅にはぎりぎり大きいプールやブランコ、自転車など。

 

木材、金属コーナーに来ている業者の殺伐とした朝の風景。(イメージです)

工具コーナーの(ネジ一本単位で販売している)プロの香りがするコーナーに

素人が飛び込んであーでもないこーでもないって店員に言っている。

 

「何かが見つかりそう」

「自分で作れるんじゃないか?」

「発見があるかも」

 

という期待感や発展性をもって今日も私のような何も技術を持っていない素人が

『プロ』に近づけるかもしれないと訪れる、

ある種のアミューズメント空間。

それがあなたの近くにある【ホームセンター】です。

 

さて、ご存知でしょうか。

 

年間総売上高とホームセンター数の推移

 


ホームセンター業界の順位・ランキング・動向を研究-業界動向サーチ

(↑こちらはTOP24社の合計です。全業界計ではないです。)

 

各社競争は厳しいけど業界としては右肩上がり?か。

売上の増減はありながら、店舗数などトータルでは毎年伸びています。

 

今でいうホームセンターといわれるものが誕生したのが昭和48年(西暦1973年)。

 

私の着物業界は全盛期が1975〜1985年とされていますが、

その後、全く反対の市場規模や成長・衰退をしている業界という事ですね。

 

現在市場規模4兆円規模の業界という事です。

ホームセンター 1975年110億規模→2013年計40000億 

(着物業界は1980年2兆円規模→2013年計3100億)

 

取り扱い商材や背景が違うので、単純比較できませんが

着物業界の衰退とホームセンターの成長は非常に比較が

しやすく分かりやすい業界と思います。

どうしえてこの結果の違いが出たのか。と。

 

(※注 この話は私がホームセンター好きというのは関係ありません)

 

かたや、いわゆる世の流れで衰退せざるを得ないとあきらめている産業。

かたや、どのようにお客さまを取り込み成長するか努力を続ける産業。

 

この2つの市場現時点での成長・衰退の違いは何でしょうか?

これからそれぞれの市場はどうなるのでしょうか?

 

着物業界はそこを深く考えて実際の行動を起こさなければならんなーと思う訳です。

 

(各種データはWEBで調べたモノですので数値に誤差や過剰な表現など

 あるかも知れません。その場合は是非ご指摘頂ければ幸いです。修正します。)

 

今回の2つの業界の今に至るまでのそれぞれの環境の違いや

時代時代のニーズの比較など今後の成長・衰退の違いは

エンターテイメントや、表現、価格、差別化、品揃え、広告、背景の時代、

環境、資本規模、発展性、市場ニーズ、業界の性質の違いなど色々あるでしょう。

 

ではなぜ、2つの業界にここまで違いが生まれたのか?

なぜ、着物業界は衰退の一途をたどっているのか?

なぜ、ホームセンター業界は成長しているのか?

 という事をみんなで考えたいですね。

 

よろしければご意見下さいね。

よろしくお願いいたします。

 

 

なんか中途半端で申し訳ないですが長くなったのでこの辺で。

 

本日も最後までありがとうございました。